料理はローグライク
誰かが「人生とはローグライクゲーム」と言っていた。
ローグライクというのはゲームのジャンルの一つで、日本で有名なのは不思議なダンジョンシリーズだろう。
そういう意味では料理はローグライクゲームに似ているな、と思う。
料理道具は装備だ。最初は安いものでもいい。お金をかけていいものを買うこともできるが、安いものでも十分使える。
冷蔵庫は道具入れだ。拡張もある程度できるが、何を入れて何を捨てるかは考えないといけない。消費期限もある。
基本的なレシピはあらゆるところにある。レシピ通りやれば大体間違いはない。それ以外は自由だ。
新しい調味料を買うのではなく、持っているもので置き換えてもいい。
調味料がきついと感じるなら、少なめにアレンジしてもいい。
薄味に感じたら、多くしても味をつけ足してもいい。
「この料理は好きだ」と思ったら分量を多めに作ってもいい。
何よりゲームっぽいのは、これまで作った料理の経験を生かすことができるということだ。
焼きそばを作った経験から野菜炒めを作ったり、その経験からあんかけにしてみたり、その経験からチャーハンにあんかけを加えてみたり。
それぞれの料理と経験のつながりがゲームのスキルツリーっぽくある。
ということで、豚肉のコーラ煮を作った経験から、豚の角煮を作ってみた。
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