ワーキングアグリーメントの落とし穴
2月に入社。気づけば師走。早い。早すぎる。
いやぁ、クリスマスが迫ってきましたねー!
ということで、この記事は株式会社レッドジャーニーの
アドベントカレンダー3日目として書いています。
ちなみに昨日の森實さんの記事はこちらから!
ワーキングアグリーメント、作ってますか?
さて、皆さんの現場ではワーキングアグリーメント(以下WA)作ってますか?
WAとはスクラムチームが協力しやすい環境を生み出し、迅速に問題に対処するための効果的で効率的な仕事の働き方のルールを示したものです。
そのためのWAなのに、、、みなさんはこのWAで揉めたことないですか?
WAで揉める理由
みなさんが揉めた理由はもしかしたら下記のような感じではないでしょうか?
議論になったとき「WAに書いてあるでしょ!」と怒られた
誰か(or 私)が合意していないことが書いてある
なぜこんなことが起こるのか。客観的に状況を検証してみると下記のようなケースが招いていそうです。
WAが書いてある場所がチームの日常から遠い
みなさんは1スプリントのうち、WAを何回見てますか?
きっと昨今の働き方の変化やツールの発達によりWAをSaaS上で管理しているチームが多いのではないかと考えます。そのSaaSのどこかにひっそりとWAが眠ってやしませんか?
そうです。普段、目につかない深ーい場所に置いてしまっているがために
どんなことが書かれているのか
それをいつ気をつけたら良いのか
が記憶の遠い彼方に行ってしまっているのです。
これがもし皆さんのチームがが一つの部屋に集まって働いているとしたら、そこにアナログにホワイトボードや付箋で全てが見える化されていたら、WAもきっとそこに書いてあると思いませんか?見に行かなくても視界に入る場所に。
だったらSaaS上でも"できる限り"そうすればいいのです。
つまり、目につくとこに置く。
例えばデイリースクラムのアジェンダがあるチームはその側に書く。
WAの項目で適用できるイベントがある日はちょっと話題として触れてみる。
など、そうすることでメンバー一人一人が認識を高め、「WAに書いてあるでしょ!」なーんて怒られることも減るのではないでしょうか。
WAの数が多すぎる
どれくらいが好ましい、かはチームで決めれば良いと思いますがパッと見て何のことが書いてあるか把握できないなら、減らした方が良いのではないでしょうか。すでにチームの文化になっていて意識する必要のない項目は消してしまいましょう!今年の汚れ、今年のうちに!ではないですが思い立ったが吉日です。
決めた当初とメンバーが変わっている
会社の都合上、メンバーが入れ替わることもあると思います。
そのタイミングで見直しをかけてみませんか?
チームの合意のないまま進めると、WAのせいで最悪、揉めるという本末転倒なことが起きかねません。
改めてチームのルールとして合意できるものかどうかみんなで棚卸ししてみる良い機会にしてみましょう。
最後に
今日はチームのためのワーキングアグリーメントなのに揉めるパターンについて書いてみました。いかがでしたでしょうか?
さて、弊社ではアドベントカレンダー以外にもこの記事タイトルにあるような「〜の落とし穴」や「"とはいえシリーズ"」と呼ばれるようなイベントを実施しております!
今後の開催予定についてはお知らせを要チェックです!
それではまた日曜日にお会いしましょう!12/4はまた森實先輩の番でーす!
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