日本保育サービスは、非正規雇用労働者が安心してワクチンを接種できるようにしてください!

私たちは、6月下旬、日本保育サービスの保育園で給食調理員として非正規雇用で働く組合員のワクチン接種に関する要求書を会社に提出しました。
この組合員のいる保育園で働く人たちは、エッセンシャルワーカーであることから自治体のワクチンの優先接種対象になり、非正規雇用労働者も対象ですが、安心して接種できない点があったためです。

要求事項は、以下の4点です。

1、新型コロナワクチン接種当日の就労を免除し、賃金は補償してください。
2、新型コロナワクチン接種のためにかかる交通費を全額負担してください。
3、ワクチン接種の当日や翌日に発熱などの体調不良が出た場合に特別有給休暇を認めてください。
4、ワクチン接種に関する取扱いで正社員と非正社員の間で差があるようでしたら教えてください。

組合員は、「保育園に勤めていて、ワクチン接種ができるとわかったのは嬉しかったです。でも、私たち非正規雇用労働者は、普段から賃金を低く抑えられているのに、ワクチンを打って副反応が出たときに、特別有給がなければ、少ない有給休暇を使うか、欠勤になりその分の時給が減ってしまい生活に困ります。また、自治体と園に指定された接種会場は職場から遠く、仕事を抜けて打ちに行き、戻ってくるまでの賃金や、往復の交通費を園に補償してほしい。安心して接種できるようにしてほしい」と話しています。

私たちユニオンは、この気持ちや要求は、当然のことと考えます。日本保育サービスは、非正規労働者を含めてすべての労働者が、安心してワクチン接種ができるようにしてください。

日本保育サービスや、ほかの職場で働く人たちも、同じような不安などがありましたら、ぜひユニオンに相談してください。一緒に会社に要求していきましょう。

■ホットラインのお知らせ

7月4日(日)13時から17時まで、「コロナ禍の非正規労働相談ホットライン」を開催します。ぜひ相談をお寄せください。

【ホットライン概要】
日時:7月4日(日)13時~17時
主催:総合サポートユニオン
電話番号:0120-333-774(通話無料)
※相談無料、秘密厳守

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