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日記を11年書き続けている

わたしは、小学5年生の時から、今もずっと、日記を書いている。

書き始めた理由は、誕生日に友達に、可愛いノートを貰ったからだった。

小学生には、A4サイズでもない可愛いノートを学校で使う機会なんてなかった。

だから、ただなんとなく、その日の出来事を書いてみた。


毎日書くわけではない。
何か気持ちを整理したい時や書き留めておきたいほど感情が動いた時などに書いている。

特にルールも課さず、つらつらと書いていたら、なんとまあ11年も経っていた。

ノートの総冊は、ちょうど12冊目に突入したところだ。



わたしはどうやら忘れっぽい性格で、中学の頃の恋愛事情を読み返すと、「えっこんなことあったっけ…?」と驚いてしまう。
しかも読むたびに。

読んでは忘れ、また思い返す。
思い出し、また忘れる。

あの頃はわからなかったけど、わたしはむず痒い青春をしっかりと送っていたのだと認識できる。

あぁ、わたしの人生おもしろいな、人間味があるな、と思える。
わたしの日記たちは役目をしっかりと果たしてくれている。愛おしい。


日記をつけるのも自分、それを読み返し、思い出にふけって楽しむのも自分。
日記は誰に見せるでもない。
ただひたすらに、自分のためのものなのだ。

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