僕たちは何をデザインしているのか
はじめまして。Sansanのプロダクトデザイナー 上原です。
最近では10月に Sansan Designer's Talk Night というイベントでお話をさせていただきました。このイベントは参加いただいた方とも双方向でお話できる場なので僕も良い刺激をもらっています。
このイベントで皆さんとお話をして印象に残ったものがあります。
Sansanは「名刺管理」「完成されているプロダクト」といったイメージを持った方が多かった点です。
そうですよね。僕も入社する前はそう感じていました。
今日は僕たちが何に向き合い、どのような価値をデザインしているのか。
そんなお話をしようと思います。
向き合っているのは「ビジネスの出会い」
僕らは法人向けサービスなので、登場人物はビジネスマン。
そして、当たり前のことですがビジネスは「誰かと誰かが出会うこと」から始まります。
Sansanは社内で名刺データを共有するサービスです。
僕たちはこのデータを活かし
と言う「点と点」をデザインし、あるべき線へと導く後押しをしています。
しかし、「ビジネスの出会い」になるのは名刺だけでしょうか?
同僚との出会いも「ビジネスの出会い」
誰と誰が出会うべきなのか。これを実現するためには同僚とのつながりも大切なポイントです。
たとえば、Sansanには現在700人以上の社員がいますが、正直これだけの人数がいると面識が無い人もいます。
しかし、そこには僕が出会うべき人への助けになる同僚がいるかもしれません。
"同僚との出会い" これもまた僕たちが向きあうべきデザインのひとつです。
会社同士の出会いも「ビジネスの出会い」
今度はもう少し視野を広げてみてみましょう。
会社同士の出会いもまたポイントになります。
昨年、弁護士ドットコム様の「クラウドサイン」との連携をリリースしました。
この連携機能で「契約書」という形で企業同士の出会いの記録を残すことができるようになり、過去のビジネスを未来へ繋げるデザインをしています。
また、今年に入りリフィニティブ様との提携もリリースしました。
この連携機能でコンプライアンスチェック・反社チェックが可能になり、出会いのリスクも管理できるようになりました。
このように、僕たちは「ビジネスの出会い」を"人" という枠にとらわれず向き合っています。
先にあるのは「顧客のビジネス成長」
Sansanを利用いただくのはビジネスマンですが、導入してくれるのは企業様です。一人ひとりのビジネスの成功の先には、Sansanを導入していただいている企業様のビジネスそのものの成長があります。ビジネスマンだけなく企業を後押しする価値になるべくデザインするのも僕たちです。
おわりに
いかがでしたか?今回は抽象度高い内容で、あんまりよくわからん。という方もいるかもしれません。そんな方は Sansan Designer's Talk Night を覗きにきませんか?(最近は月イチでやっています!)
興味があればまずはSansanのCompassを見てみてください。
また、デザイナーの鈴木がもう少し詳しいSansanでのデザインの進め方をまとめた記事もあるので興味があればこちらも。
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