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ホワイトニングする前に知っておいて欲しいこと
歯科衛生士 長岐祐子です。
今日は歯の白さについて話をしていきたいと思います。
皆さんホワイトニングって知ってますか?興味がある方も多いと思います。
分かりやすくいうと歯の漂白です。
現在はクリニックでできるホワイトニングと自宅でできるホワイトニング、そしてそれら2つを併用したやり方などいろいろあります。
※本記事は過去の音声投稿を元に作成したものです。音声でお聞きになりたい方は下記からチェックしてみて下さい。
1、歯科衛生士の私がホワイトニングをして思ったこと
私もホワイトニングを過去に何回かやっていたんですけど、最近はリナメルの歯磨き粉を使うことでホワイトニングからは少し遠のいています。
どうして遠のいているかというと、歯は白くしたいのですがやはり繰り返すことによってホワイトニングの後に染みやすいという症状が出てしまうからです。
最近では様々な薬剤が出てきて、効果もリスクも少なくなってきています。
ですが、ホワイトニングのメカニズムとしてはTシャツを白くしていく方法に似ているので歯にダメージがあるんですよね。
ホワイトニングをすることによって歯が白くなるのでものすごく白さに過敏になります。
光の反射によっては白く見えたり、黄ばんで見えたりという反射機能もあるので
「黄ばんでみえるな」「くすんできた・・・」という様にホワイトニングを経験された方は白さに過敏になっています。
2、パーソナルカラーにあった歯の色
ホワイトニング自体は悪いものではないんですが少し自分の肌とか唇とかヘアカラーとか全体的なバランスを見て
どのくらいの歯の色が健康的で、歯をダメージしないで白く保っていけるかというのを考えて
あるいは、衛生士さんに相談して維持していったほうがいいと思います。
そもそも日本人って象牙質が黄色いので、黄色い象牙質の上に覆っているエナメル質が全体的に黄色っぽく見える
それが日本人の歯の色なんです。
欧米の方だと象牙質がグレーの色に近いのでグレーの色に白いものが被さっていると
黄ばみより白いものが見えるので肌質もあって欧米の方のほうがホワイトニングをするとより白っぽさが強く出ます。
3、自分の歯の色を知ろう
歯の色自体にも違いがあるので、歯医者さんで1回自分の歯の色を調べてもらうといいと思います。
AとかBとかCとか基準があるのでAの何番とかBの何番なのか、つまり少し黄色っぽいのか、グレーっぽいのかが分かります。
また、3とか4とかのトーンの差もあります。
例えば、自分の歯がAの4だったらAの2にするなど選ぶことができます。これでも白いんですけどトーンを1とかまで下げることもできます。
でも、時間が経つと少しずつ戻ってくるので程よいところでキープして、定期的に歯医者さんにいくとか、リナメルのようなもので自分でキープするというのが1番いいと思います。
4、最後に
私は今A2くらいですかね。
糸切り歯っていうのが一般的に黄ばみが強く出ちゃうのでAの3などになるんですが、私は前歯4本をA2でキープしています。
もっと白くしたいなという思いはあるんですよ。
でも、ホワイトニングって分かりやすくいうと水分をとって漂白させるのでマット感が強くなってしまいます。本当に歯が白くて素敵な方というのは歯に艶感があります。
真っ白い歯が素敵というよりも、艶があって滑らかな歯がとても魅力的な歯ですから
皆さんも
魅力的な歯ってなんだろう?
というのを考えてからホワイトニングや歯のケアをしていただけると良いと思います。