体重管理とお口の管理
歯科衛生士 長岐祐子です。
今日は体重管理とお口の管理について話をしていきたいと思います。
皆さんは体重管理していますか?
私はできるだけ朝起きた時、そして寝る前の朝晩に体重を測るように心がけています。
なぜ朝晩測るかというと自分の体の変化を見ることができるからです。
体重管理をする理由には痩せたいとか、もう少し体重を増やしたいとか様々ありますが
今日のお話は自分を知るという視点で考えた時の体重管理です。
※本記事は過去の音声投稿を元に作成したものです。音声でお聞きになりたい方は下記からチェックしてみて下さい。
1、自身の生活を振り返る為に体重管理をする
例えば、朝測った時の私の体重が50kgだとします。
夜測った時は51kgとか50kgより少し多くなっています。
日常生活をする中でご飯を食べたりしますので1kg程度の変動が見られます。
グラフにしていくと朝の体重より夜の方が増え、そしてまた朝下がって・・・という変動が見られるようになってきます。
この変動が1年、2年と続いていれば体重が安定しているということになります。
日常生活が安定しているということが言えます。
私はコロナ禍で2020年の2月から大きく体重変化がありまして、少しづつ体重が増えてしまいました。
体脂肪を見ていくと筋肉が減って脂肪が増えてるというのが分かっていったんですが、こうやって継続して朝晩の体重を見ていくと体重が減らない理由を振り返ることが出来ます。
「今日はちょっと食べすぎたな」
「睡眠不足やストレスで腸の働きが悪いな、だから排出できていないな」
など自分の僅かな変動を確認することができます。
そこでブレーキをかけたり、自身の生活を振り返って少し腸に優しいものを食べようとか、もう少し睡眠をとって体を休めてあげようとかそういう自分を振り返るツールとして使っています。
2、定期的に歯医者に行こう
自分の体の変化を知るということで体重管理というのは必要ですし、同様にお口の管理も定期的にして頂きたいです。
どれくらいの頻度で通えばいいかというと、まだリスクが見えてない30代くらいまでの人でお口の環境が良ければ半年に1回でもいいと思います。
40代以降の方で少しリスクがある、お仕事の関係で無理が続いている方、なんらかの変化が見え隠れしてくるような世代になったらやっぱり衛生士さんと相談して1ヶ月ないし3ヶ月に1回はお口の管理をおすすめします。
3、最後に
歯医者に行くと、歯周病検査や虫歯の検査など様々な検査をしていくと思います。
衛生士さんは患者さんのリスク、すなわち前回よりちょっとお口の中が乾燥している、なんとなく歯茎が腫れているなという僅かな変動に気づくことができるんですね。
その小さな変化を患者さんにお伝えすることで、患者さんが
「そういえば寝不足続いていたな。だから口の中が乾燥しているんだな」
って気づいて自分の生活を振り返ってもらえればと思います。
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