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人生100年時代の新しい健康習慣「美腔®︎ケア」⑤
前回の続きです。
ここで、日本国内での「健康観」についてお話しします。
健康的な食事をするための口腔機能
従来の健康観は虫歯や歯周病を治療(予防)し、歯の本数を多く残す事を重視していました。
それが8020運動です。
80歳でも20本の歯を残すことを目標に掲げていました。
そして、これは達成しました。
しかし、歯が残っていても、多くの高齢者は満足に食事できなかったのです。
理由は色々とありますが
その1つは、歯が残っていても
うまく「噛む」ことが出来ていなかったのです。
歯があってもうまく噛めないため
結局、柔らかい食事、軟食が多くなり
低栄養食になり、食事の量が減り、健康寿命の延伸には繋がらなかったのです。
つまり
歯の本数を残すだけでは、健康寿命には大きな影響はなかったのです。
そのため、現在の健康観は変わり
しっかりと食事ができる、栄養価の高い食事ができるように
後期高齢者になっても肉や魚が食べられる咀嚼力必要と言われています。
これが8029運動です。
歯を残すことではなく、健康的な食事ができる口腔を保つことを目標に掲げています。
従来の口腔ケア
従来の口腔ケアは、科学的なプラークコントロールと機械的なプラークコントロール
そして糖質制限の指導を行なっていました。
これはつまり
患者さんのプラークを様々な面からアプローチし
歯を残すためにプラークコントロールしようとするケアでした。
しかし、先ほどの「健康観」でもお話ししたように
今は、ただプラークコントロールをするのではなく
食事ができる口腔を保つことに変わってきています。
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