【企画】日本語業界のきっかけ~偶然の重なり
偶然に見かけ、面白そうな企画だったため参加しようと思います。
日本語教師を目指す
日本語教育に飛び込んだきっかけは25歳の時。
仕事をしながらも、代わり映えのしない日常につまらなさを感じていました。
その中で、何かまた勉強をし始めたいなと思い始めた時期でした。
当時は、スカイプやMSNメッセンジャー等が隆盛の時代。
なんのきっかけか記憶にないですが、偶然にも日本語を勉強しているタイ人とチャットで繋がりました。
色々な話をしていく内に、日本語のクラスの宿題についての質問をされました。
当然ながら、ネイティブなので答えはわかりはするものの、説明はできない…。このような状況に、もどかしさを感じ、日本語を教えるということに興味を抱きました。
とはいえ、それを学ぶにはどうすればいいかわからず、日本語教師の民間講座がヒューマンアカデミーなどで行われているのは知っていたものの、どうすべきか不安なので色々なことに詳しい知人に相談をしてみました。
社会人入試受験
返ってきた答えは、民間講座より養成課程のある四大に入るほうがいいとのこと。(四大卒を求められることも多いからという理由)
また受験勉強するの面倒だなーなどと思いながら、北海道で学べる大学はあるのかと調べ始めました。
すると、現在の私の母校で日本語教員養成課程があることがわかりました。
では、入学するにはどうすればいいかと入試制度についても調べると、何やら社会人入試とやらがある。
しかも、読み進めると偶然にも25歳から社会人入試を受験できるということ。これはもう運命だろうとなりました。
さらに、社会人入試は小論文と面接のみでOK。さらにさらに、母校は夜間の2部クラスもあったため、仕事をしながらでも安心という偶然。
2部は学費も1部の半分という家計にも優しいものであり、これはもう入学しようと決心しました。
入試の日
入試の日、面接の待機教室には私以外に4人いました。
少人数だったので、互いにどの学科を受験するのかという世間話をしました。4人いるうち、私と同じ学科を受験する人は1人いることがわかりました。
この人は、偶然にも同じく日本語教師を目指しての受験。理由は、四大卒の資格がないと希望の教師の仕事に就くことができないからとのこと。
結果はともに合格。
同じ社会人として入学し、日本語教師を共に目指す人が偶然いたため、勉学への励みにもなりましたし、刺激にもなりました。
卒業時には、互いに学年成績1位・2位となり表彰もされました。(私が1位)
大学院入学
大学卒業後、教師として海外で教えようかとも考えたのですが、もう少し勉強をしたいという気持ちがあり、教師として教える自信がまだ持てなかったため大学院に進学しました。
大学院では、同じ研究室に2人同級生ができました。(1人は中国人、1人は日本人)
偶然にも同級生がいたおかげで、同じ日本語教育でも専門外の知識も得られることができ、今も感謝しています。
また、偶然にも中国人の同級生がいたことが、中国で教師としての本格的なスタートを切る要因にもなりました。
これから
偶然にも、今教師をしている職場は、コロナの影響をあまり受けておらず、経営に不安がということもありません。
その職場を紹介してくれたのは大学院の日本人の同級生です。
偶然な素敵な出会いのおかげで、日本語教師ライフを続けられています。
コロナで大変な日本語教育業界ですが、
下半期は、新しいプロジェクトに参加や協力する予定もあり、ワクワクする日々です。