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SF的映画レビュー

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ネタバレだらけの散文のようなレビューです。 旧作から新作、往年の名作から変なサメ映画までいろいろレビューしていきます。
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2021年2月の記事一覧

キアヌ X サイバーパンク【 JM 】(1995)

サイバーパンク!それは一時期廃れたムーブメントだったが、巷では今またゲーム「Cyber punk2077」などでスポットが当たっている。 そして本作は以前から僕もレンタルビデオ屋でパッケージは見ており存在は知っていたが、キアヌと北野武の惹かれないツーショットとネット上の評判の悪さでずっとスルーして来た映画だ。 けれど昨今、サイバーパンクな映画として本作が紹介されていたので今回見る事にした。 これが見るとどうですか!今僕が求めていたサイバーパンク観にビシっとハマるじゃないです

IMAXは鳥肌モノ【 AKIRA 】(1988)

今回IMAX版が上映されたので改めて見てみました。 いやいや、2020年にマジで東京オリンピックが開催される時期に本作を上映するなんて粋な事をしてくれますね。延期しちゃいましたが…。 まぁこちらの世界はオリンピックどころか開催地がまるごと崩壊する話。 そして実は僕この映画版の話をほぼ覚えていなかったので、改めて新鮮に見る事で来ました。 そして本作はやっぱりカッコいい。 AKIRAのタイトルロゴがバーン!と出る始まりからもう痺れますし、金田対クラウンのバイクバトルも鳥肌たちっ

俺の上司はアンドロイド【デンジャー・ゾーン】(2021)

注:本記事はネタバレを含みます。 予告でビシッと出てきたのはなんともメカメカしいロボット戦士!時は2038年、戦争は変わってこんなロボ戦士が主流なのか!一体どんな戦争映画なんだ!?とワクワクしていたら、そのメカメカしい連中も実はもう時代遅れで、今や人間と瓜二つのロボット戦士が最前線。でもそれってターミネーターじゃん! 核ミサイル発射の危機が迫り、画面の前だけで戦ってきたドローンパイロットと最前線に立つ無敵のメカ戦士との核攻撃を阻止するための二人だけのバディ任務が今始まる。