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俺の上司はアンドロイド【デンジャー・ゾーン】(2021)

あらすじ
近未来。ドローンパイロットのトーマス・ハープ中尉は2人の命を犠牲にして38人の命を救うも、命令に反した行動だったため、罰として危険な武装地帯に送られる。 そこで、彼はアンドロイド兵士・リオ大尉の配下となり、2人で協力して世界を破滅に導く兵器を探すことになる

Wikipediaより引用

注:本記事はネタバレを含みます。

予告でビシッと出てきたのはなんともメカメカしいロボット戦士!時は2038年、戦争は変わってこんなロボ戦士が主流なのか!一体どんな戦争映画なんだ!?とワクワクしていたら、そのメカメカしい連中も実はもう時代遅れで、今や人間と瓜二つのロボット戦士が最前線。でもそれってターミネーターじゃん!

核ミサイル発射の危機が迫り、画面の前だけで戦ってきたドローンパイロットと最前線に立つ無敵のメカ戦士との核攻撃を阻止するための二人だけのバディ任務が今始まる。
メカ戦士リオ大尉を演じるのは我らがアベンジャーズのファルコン「アンソニー・マッキー」だ。

見所はやはりロボット戦士リオの人間技を超えた超アクション。撃つ弾は凄い当たるし、的確な殺陣が魅力です。ハープ同様スゲーって言っちゃいますよ。でもその走り方やっぱりターミネーターじゃん!

それにメカ描写も好き。
オーバーテクノロジーすぎるリオ大尉はともかく、モブ兵士であるメカ達のカッコ良さ。細かい肩の勲章やら無骨なロシアメカなど見どころはたっぷり。個人的には場を盛り上げる小道具にせず、もっとコイツらをプッシュして欲しなったなぁ。ポンコツだからすぐに人を撃っちゃう所も可愛いぞ。

でも全体を通してみると、見どころはあるけれど、リオ大尉の的確なアクションの1パターンで、終盤に至ってはアクションというアクションも無いまま終わってしまいました。
最後はロシア秘密ロボットとの戦いまでを望んでいましたが、最後は古風な人工知能の反逆みたいなオチで拍子抜けでした。時代は2021年でも結局最後に語るのはソコかいっ!

あと任務の詳細を話すときにそれっぽいイメージを流すのはどことなくメタルギアソリッドっぽさを感じる、実際この演出はゲーム向きではあるけど、映画になるとちょっと変わってる。
Netflix最新のSF戦争アクションは最初のインパクトとは裏腹に、意外と小粒な映画でした。


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