ドラマ 「アイのない恋人たち」最終話には愛が満ちていた話。
昨日、ついに最終回を迎えたドラマ「アイのない恋人たち」、どんな風に着地するのかなーと思っていたら、想像以上に愛に満ちあふれた、多幸感でいっぱいの最終回でしたね!
すでに絶賛ロス気味です。。
こんなに登場人物みんなを応援したくなる作品もなかなかないと思うぐらい、みんなを愛おしく思う作品でした。
最初に涙腺崩壊したのは、奈美ちゃんとお母さんのアマリリスの歌のシーン。奈美ちゃんにもご両親との楽しい思い出がたくさんあったことがわかってよかった( ; ; )
多聞が義父さんをお父さんって紹介したのもウルッときたなぁ。その後、栞ちゃんにお料理取り分けてあげようとしてたお父さん、きっとこれからいい関係性を築いていけそうな未来を予感させてくれました。
栞のお父さんが多聞に「友達はいるのか」と聞くのも真理を突いてるなと思ったり。
ラストのペアルックみたいなチェックのスーツも、2人でお揃いで着ようって話してるの想像したらかわいすぎて癒されるね🥰
そして、なんと言っても、33歳の男子3人が全力でスロゴに挑んだ後、大声でチェリーを歌って仲直りするの、最高にエモくて笑いながら泣きました😂
真和が15年前の約束を覚えてて、自分だけ待ち合わせの場所に行ったのを打ち明けられたのもほんとによかった!
この場面が愛と絵里加どちらを選ぶかの話より後にくるのが、恋愛だけじゃない人間愛にあふれたこの作品らしいなと思いました。
いいシーンがありすぎて、まだまだ書いてもいいですか?笑
真和と愛ちゃんのハグも最高だったー!
高校の頃の真和はあんなピュアな詩を書くくらい、愛にあふれた人だったんだなぁ。
初恋を良い思い出に変えて、新しい一歩を踏み出す2人には清々しい空気が流れていましたね。最初はやさぐれてた2人が本来のまっすぐな自分を取り戻せてよかった( ; ; )
それにしても、この2人が並んだ時のビジュアルの無敵さ!美しすぎませんか!
物語の回を追うごとにチャーミングさが増す、憎めない愛ちゃん。男子3人が仲直りするきっかけも作ってあげて、最後まで友達思いで優しかった。
晴人とは一緒に暮らせることになったのか、それとも定期的に会えるようになったのか、その辺りは想像の中だけど、今の輝いてる愛ちゃんならきっと晴人くんをいい方向に導いてあげられるね。
あとね、ブックカフェで最終回の脚本を書き上げて、真和が寝ちゃってる絵里加をトントンってした時、絵里加の背中に真和のいつものコートがかかってるのに気づいて胸熱だったー!
きっと寝ちゃってる絵里加を見て、愛おしそうにふふって微笑む真和がそっとコートをかけてあげたんだろうなと想像できる。
この余白を想像できるようにドラマを作ってくれているところが1話からずっと大好きです。スタッフさんの愛を感じる。
「じゃあ俺と付き合ってくれないの?」
「続き言ってもいい?」
の言い方、ぶっちぎりの優勝ー!絵里加よかったねぇぇ(感涙)
1人の人をまっすぐに愛せるようになった、大人の余裕のある真和、きっとこれからも絵里加に支えられながら良い脚本を書けるね。
そうそう、先日ブックカフェで実物を見ることができた「エリカ」という花がこんな形で物語にも登場するとは!
名前を呼び捨てで呼んでほしいとおねだりする、メガネを外した絵里加、かわいかったです🥰
愛ちゃんとはハグしたけどここであえて真和と絵里加のキスシーンとかハグのシーンを入れてこないのも、なんだかこの物語らしいな、と。
余白で想像しておくれーーのスタンス!
絵里加が髪をおろしている姿を見せたのも今回初めてだったよね?
きっとこれまでと変わらず時には喝を入れられながらも、愛し愛される中で初めてをたくさん経験して、どんどんかわいい一面を見せる絵里加に真和はデレデレになっていくのでしょう笑
ぜひディレクターズカット版で、カフェでの告白から真和の家に帰るまでの空白の時間のやり取りを見せてください、製作陣さま!
「こっちがいい」って右手繋ぎ直していますか?笑(presentの歌詞参照)
これまでアイの象徴として物語を見守るように映像が差し込まれてきた東京タワーに向かって真和が歩き出すのも、なんだか良い未来を予感させる気がして素敵な演出でした。
「不安や後悔はきっとやってくるけど、過去には戻れない。未来はわからない。なら今を精一杯生きよう、大切な人たちと」
このモノローグに、いつも物語に寄り添ってくれてた、「現在」の意味も持つpresentが流れるのも秀逸なラスト。
このドラマ自体が、現代を生きる我々への素敵な贈り物のようだったな。
これまでアイがなかったロゴが最後にアイで埋まったの、最高に良いエンディングでしたね( ; ; )
1話のラストでは「あー!もうっ!」ってうまくいかない自分に苛立ってた7人が、最終回では「ここにいる」って、これからまた何かあっても逃げずに向き合って乗り越えてくっていう前向きな気持ちになれたのも、それぞれが人を愛する喜びを知って自分を肯定できたからだね。
完璧な人なんていなくて、みんなそれぞれ悩みながら生きてる。1人で閉じこもるより、時にぶつかっても愛を持って人と真剣に関わり合うのってすばらしい。
この作品を通して愛おしい7人が教えてくれたことです。みんなが自分を好きになれて、それぞれの力で幸せになれてよかった!
真和が高校生の時からあたためている脚本の「愛してる。」が完成して映画化される日がくるのか?!
とっても気になるし、その後のみんなの日常も気になるので、何年後かの同じ日にスポットを当てた7人のこの後の物語もいつかまたどこかで見られたら嬉しいな。
アイにあふれたすばらしい脚本、そして音楽、映像、お芝居、このドラマを届けてくださったアイのない恋人たちチームの皆さま、本当に素敵な作品をありがとうございました✨
終わっちゃってさみしいーー!しばらくは最終回を観ながら余韻に浸ります。。
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