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マーケットから評価される!ブランド化するための「WHAT」づくりのお作法

目次
はじめに
駄馬の方が圧倒的に多いという事実
持論をまとめることになった背景
大人も学生もみんな同じことで悩んでる
マーケットから評価される「WHAT」をつくるためのお作法
まとめ

はじめに

どうもこんにちは、福本です。

僕も一緒に実践しながら「じぶんをブランド化」するブログ、今回で3発目です。

これまで全部読んで頂いてる方は、今日のブログを最後まで読んで頂けると、ちょっとだけおもしろいかもしれません。1発目のブログを書いた経緯がつながる内容になっています。

前回のブログでは、じぶんをブランド化するためには「What」「Why」「Who」が大事で、ちゃんと「What」を出しましょうという話を書きました。

前回のブログを読んで頂いて、実際に行動された方はいますか?

1発目のブログは、誰でもカンタンに、今すぐ始められる、具体的なことを意識して書きました。結果、本当にたくさんの方が行動されたと思います

周囲の人からも「最近いいねがめっちゃくるw」みたいな声がたくさん聞こえてきました。


でも、本当に難しいのはここからです。


具体化されていることは汎用的ではなく、使える範囲が限られています。

前提が変われば全く使い物になりません!

どんな状況にも応用できる方法を作るためには、行動の結果に対して解釈をどんどんぶち込んで、自分なりの型を作っていく必要があります。それがなければ単にフォロワーが増えて終わりです。

それを実現するために2発目のブログを書きました。具体から抽象に向かう入口の話です。結果、PVは1発目のブログの1/10くらいになりましたね。


おもんない人には全くおもんない内容だったんでしょうねw

すいません。

おもんないという声は真摯に受け止めます。

ただ、1発目のブログのときとは違う変化が現れたのが、僕にとっては大きな収穫です。

そうなんです。

読んで頂いた方が、独自の解釈でブログを書いてくれました。1発目のときには全くなかった反応です。

ほんまにめちゃくちゃうれしい結果。

書いて頂いた方のブログを読んで、僕もたくさん学ばせて頂きました。

ありがとうございます!


で、何が言いたいかというと、


おそれずに具体の世界から抽象の世界に旅立ってください!


ということです。

自分なりの仮説を立てて、クリティカルに仮説を潰しながら自分哲学を固めていく。そして、その哲学を目に見える形で表現したものがWhatです。

なぜなら、


人が熱狂し行動するのは、論理ではないから。


同じことを、有名なゴールデンサークル理論のサイモン・シネックさんも言うてはります。

僕はゴールデンサークル理論には完全同意ですが、そのまま使えば「真似できない正論」で終わってしまいます。

それはまた別の機会に書こうと思ってますが、人は論理では動かないということだけが大事なことです。


もちろん1発目のブログの内容を実践すれば、フォロワーは自然に増えていきます。 僕の周りでも1発目の方法だけで1000人に到達しようかという人も出ています。しかし、フォロワーが増えることは本質ではありません。


本質は、

自分の考えに共感してくれ、気にかけてくれる人が何人いるかです。


いくらフォロワーが増えてもフォローしたその先に、自分に興味をもってもらえなければ元の木阿弥。

言語化することが難しい、あなたの考え方や、発言や、行動にどれだけの人がついてきてくれるか。そこです。

それを目に見える形で表現するのが、あなたのアウトプット(What)です。何かを出していかないことには何も始まりません。


「おいちょっと待て!Whatないねんけど、どうしたらええねん!!!」


同様の声を社内外からたくさん聞きました。

結論は、Whatがなければ無理です!


WhatやWhyは他人が教えて授けるものではない!


だから、


ここからは、行動しまくってください!


で話は終わり。あとはがんばってください!


となってたのがよくある話。でも僕はここに深い溝を感じています。


だってみなさん、実は自分なりにちゃんと行動してますよね?


結果がでていないから、行動していないことになってるだけ。行動が上手く結果につながっていないだけなんですよ。

ただ誤解しないでください。

結果が出ていなくても、ちゃんとやってるならオッケーというような、生温いプロセス万歳をするつもりはありません。


僕が伝えたいのは、

プロセスそのものを見直す方法です。


そのプロセスを経れば、途中で「あなただけのWhat」が必ず手に入りますし、さらに昇華できれば「自分は何者か?」という問いに対する答えにも、自分で思い込める程度の自信は持てるようになります。


駄馬の方が圧倒的に多いという事実

みなさんは、名伯楽と呼ばれる名馬を見分ける達人の話は知ってますか?

名前は伯楽という人ですが、名前の前に「名」がつくことでたぶん「すごい人」感を出してるんでしょうね。それはさておき。伯楽の逸話で僕はこの話が好きです。

伯楽は、
自分が嫌いな人には名馬の見分け方を教える。
自分が好きな人には駄馬の見分け方を教える。

ざっくり書きましたが、僕が今日伝えたいことはこの考えに通ずるところがあります。

今回僕が書くのは、

「駄馬にならないための方法」です。

世の中にはすんごい人がいっぱいいます。そして本やインターネットを介して、名馬になるための情報が溢れています。僕はそこに違和感をもっています。

伯楽が言いたかったことは、


圧倒的に駄馬の方が多くね?


ということです。

たとえば10頭しか馬がいない状況で、「1頭持っていってええでー」って言われたらどうします?


選択肢の中に名馬がいない確率の方が高いんですよ。


その状況で名馬の選び方しか知らなかったらヤバイですよね。その10頭の中でいちばんマシな馬を選ぶしかない。駄馬を見抜く方法を知らなければ…

さらに突っ込んで考えると、最初の1頭目の馬は自分なんですよ

自分は名馬?駄馬?

僕は自分が何者なのかを問い詰めて考えてみましたが、


どう考えても、

僕はスーパー駄馬だったんですよねw


生まれながらに駄馬だった場合、もうそれを受入れて割り切って生きるしかないんですよ。ほんまにすぐ飽きるし、新しいことをすぐやりたがるし、時間を守らんし。いっつもみんなに怒られる。

そんな駄馬な僕だからこそ書ける、

みんなで駄馬から脱出しようぜって話。


いまの手持ちのカードで最善の結果を出す。


もうこれしか僕たちに残された道はありません。

で、上手く与えられたカードでステージをクリアできたら、次は100頭の中から選ばせてもらう。そうやって選択肢の母数を増やして、ひとつずつ上っていくしかありません。

つまり、駄馬を排除する要因をどれだけ知っているかの勝負です。

だからこそ安心してもらいたいのは、いまの手持ちのカードの中に名馬が含まれている必要はありません。あればそれにこしたことないですけど、基本は別になんでも構いません。

手持ちのカードを先入観を排除してみる、んで駄馬要素を排除する。いま打てる最善の一手を打つ。結論、その一手は仕事でも遊びでもなんでもいいんですよ。ステージをクリアするのに効果的な一手であれば。


僕のモットーは「真剣に遊ぶ」です


そんな駄馬な僕が、どうやって真剣に遊んできたのか。マーケットから評価される「WHAT」をどうやって作ろうとしているのか。自分なりのハウツーがありますので、それを持論として展開します。

でも安心してください。僕の単なる持論ですが、これまで実践して結果につながっている人は僕以外にもいます。なので、ある程度再現性のある方法だと考えて頂いて結構です。

ちなみに僕をフォローして頂いてる方は、一度スライドをあげていたので見たことがあるかも知れません。大学での講演やインターン生によく話してるスライドと書いてたやつです。

増補版と思ってもう一度読んでみてくださいw


持論をまとめることになった背景

本題に入ると思いましたか?

まだですよw

なぜ学生向けに話すことが多いか、今回の内容にも通じるので少しだけ背景を書きます。

うちの会社は7年前から、ひょんなことから長期のインターン生を受け入れることになりました。最初に飛び込んできた学生以降、ひょこひょこ学生がやってくるようになってきました。

そんな中、僕自身が学生と頻度高く関わるようになったのは2年前。

突然社員から言われました。


あんた、いちばん暇でしょ!
インターン生担当やってください!


お、おう。了解。


という経緯から、学生の面接と個人面談をひとりでこなすことになりました。規模感で言えば、月間で学生からの応募は90名を超えるのでなかなかしんどい状況です。

それに、僕自身まともな学生生活をしてなかったし、自分の時代はインターンなんか一般的じゃなかった。ましてや就活なんてやったこともない僕ですが、

いっちょやってみっか!

という感じで関わるようになったのが、今回の持論をまとめるキッカケ。

ちょっとずつ本題に近づけていくので、いましばらくお待ちください。


みんな悩んでることは同じ

学生担当になった僕ですが、引き継ぎを受けるのが面倒くさかったので、勝手にやることにしました。

まずは学生とコミュニケーションをとらないと、にっちもさっちもありません。

面接が入ってる時間以外を、すべてGoogleカレンダーで学生に向けて開放しました。

どんどんアポを入れてくれよな!

って感じです。

1週間もすれば面接と面談アポで1日が埋まるようになって、来る日も来る日も朝から晩までノンストップで話しました。話して、話して、話して。

話すうちに分かってきたのが、

みんな同じことで悩んでんなってことです。


あえて言語化すれば、

自分の強みを言葉にできない

ってこと。

ただ矛盾しているようなんですが、


みんな自分の強みは言葉にするんですよ


「課題解決力」とか「実行力」とか「人を思いやる気持ち」とか。

なぜそれが自分で分かっているのに、自分の強みとして自信を持てないのか。そしてなぜ駆け込み寺のようにうちにやってくるのか。

それは、


自分の強みが他人から評価されてないから


という結論です。

言いたいことをまとめると、このツイートの内容です。

みんな良い武器を持ってるんですけど、それを強みに変えられていない。つまり誰にも評価されてないから全力の自信に変えられていないんですよ。

はやく本題に入りたいなー。みんな、もうちょっと我慢してくれよな!


で、1ヶ月前にツイッターを真剣にやり始めた時に、ふと思いました。


自分の強みを言語化できないという問題は、学生だけの問題ではなくて、ツイッターで「じぶんスタートアップ」しようとしてる大人も、これと同じ問題を持ってるんじゃないか?


社外で評価されるWhatがないってのは、自分の武器を「強み」に昇華できていないってこと。これまでは評価者が会社、具体的には上司だったわけで、その評価者がマーケットに変化しているわけです。

マーケットにINするのもOUTするのも自分の意思です。マーケットからしたら別にあなたはいてくれても、いてくれなくてもどっちでもいいわけですよ。

そういったUP or OUTのシビアな環境で、

自分のことをみんなが見てくれてる

と思うのは、とても飛躍した考え方ですよね。誰も見ていないと考えるくらいの方がまだ差異は少ないです。

だから一発目のブログでは「誰も見ていないと思ってください」と書きました。まず土台のマインドセットを持たずにいくら時間を使っても、時間を浪費するだけです。

学生の就活においても同じことです。

新卒一括採用は否定しませんが、社会がマーケットの仕組みで動いている以上、ゲームのルールを理解してるかってのは重要なことです。

そんなこんなな経緯から、これから社会へ飛び立とうとする学生と、ツイッターで「じぶんスタートアップ」しようとする大人たちとの間に、「マーケットから評価される」という共通の課題を見つけました。

だからWhatを授ける話ではなく、マーケットから評価されるWhatを作るための「がんばり方をシフト」する話を書こうと思いました。

いよいよきたで!こっから本題や!


マーケットから評価される「WHAT」をつくるためのお作法

さぁ、いよいよ本題に入ります。お待たせしました。

結論は、マーケットの中で自分の現在価値を最大化するために動けば、

自然にWhatは生まれます。

信用やお金を稼ぐためには、自分の現在の価値が高い状態にあることが必須条件です。なぜなら何の付加価値もない安い人を、誰も高値で買ってくれないからです。

でも諦めないでください。

自分の現在価値は、やり方次第でいくらでも上げることができます


学生に「キミの値段はいくら?」と聞くと、大体これまでの1番高かった時給をいってきます。大人に聞いたら、今までの最高年収を答えるのではないでしょうか。


じゃあ僕がその値段で買います!


っていったらみんな黙るんですよ。

急にそんなこと言われてもw という戸惑いから黙ってるということもあるでしょうが、みんな心の奥底では自分はもっと高いはずだって考えてます。

それは正しい反応です

本当はもっと高いはずなんです。高く表現する方法を知らないだけ。

だから、まずは考え方をシフトしてください。

みなさんは日々、自分の人生の時間を何かに投資しています。

言うなれば、


「時間投資家」


ということになります。

時間を投資しているという意識が薄い学生に、自分のアピールポイントをよく聞いています。

すると、半年使って留学に行ってたとか、部活をがんばってましたとか、学生団体でうんたらかんたらとか、がバコバコ飛び出してきます。


いいね!それは立派な武器だ!


でも強みじゃないんだよなー。


「行った」とか「やった」という事実以外に、どんなストーリーを手に入れたのか。過去の事実だけを立て並べても自分の価値は上がらない。

少しだけ解説します。

たとえば会計学で、ある特定の期間の資産状況を記録する方法にバランスシートがあります。

一般的な会計学では、左側が使ったお金が何に変わったか。右側がお金の調達先となります。左と右はつねに釣り合っていないといけません。

みなさんは時間投資家ですから、自分の時間を資本に組み入れて右側に記録し、その時間を使ってやったことが左側に記録されます

ここで僕が主張したいことは、

やったこととして記録した事実の他に得たものは本当にないんですか?

目に見えないから事実として記録できないだけで、本当は価値があるものを見つけてみてくださいということ。

この3つ以外にもまだあるはずです。目に見えないから事実として記録できない資産。そういうものを無形資産として扱います。

僕はプロじゃないので詳しくは割愛しますが、一般的に無形資産は「のれん代」として記録されるようです。ブランド価値もそこに記録されます。

大事なことは、行動と行動の間にある「行間」をどうやって切り出していくのか。

つまり、ストーリーのことです。

行動→行間(目に見えない)→行動」に一貫性が見出せれば、あなたの現在価値は高まります。そして、そのストーリーがどれだけ自分の資産を増やしてくれたのか。

まず最初にやるべきことは、未来に向かってずっと新たな資産を生み続けてくれる、自分の「無形資産」をまずは見極めることです。

そして、無形資産を認識できたら図はこのように変化します。

ここで見ていただきたいのは資本の部分です。

やったこと以外に、無形資産としての自分のストーリーを紡ぎ出すことができれば、実は資本も増えていくことになります

なぜなら、左側と右側はいつも釣り合っていなければいけないから

これは論理の話だけではなく、事実として無形資産が増えれば自分の資本の総量は増えていきます。

考えてみてください。

資産の総量が増えていれば、同じことをするにしても今までと同じ時間を投資する必要がなくなりますよね。ツイッターのフォロワーはまさに典型的な例です。

そういった時間を投資して得た資産を増やし、さらにその資産がまた新たな資産を生んでくれる状態を作る。

フリーキャッシュフローと呼ばれる、投資し続けてもそれ以上に価値が増えていき投資以上に稼いでいる状態。そして、その規模がひとりでに広がっている状態になってはじめて、ブランド人だと僕は思います。

しかし、僕はいまは全くそんな状況にありません。

だからこそ、この男はそうなっていくだろうな!という期待してもらえるような状況を作る必要があります。

そのために必要なことは、

未来から逆算して現在の自分の価値を語ることです。

価値の土台になるのはいつも無形資産。無形資産を積み重ねた総合計が将来価値と呼ばれるものです。

将来価値を高めるためには、これまでの経験をしっかりストーリーとして紡ぎあげます。

俺はあの時死にかけて、それを乗り越えて、こんな経験をしてきたから、3年後すげーことになってるぜ的な。

人としての将来を感じさせるような、ワクワクする話を作らないといけないですし、それを語ることまできなければなりません。

ただ、将来価値を語る上でひとつ注意しないといけないのは、将来価値は割引かれてしまうということです。

将来価値はそのままは受け取ってもらえません。買い手はいかに安く買うかを考えているので、割り引いてくるのは当たり前。

たとえば、どれだけがんばって行動したとしても、「よう聞く話やなー、おもんね」と思われたら、あなたの価値は相手の脳内で割引かれてる状態です。

そこで、僕が考える割引要因を2つ書いておきます。

割引要因
1.母数が多いことをやってる
2.やってることを深めていない

母数が多いことをやっていても埋もれるだけですし、母数が少なくてもやってることを深めていないと「よう聞く話やなー、おもんね」で終わりです。

反対にこのふたつの割引要因を上手く回避して、価値を高め続けている人に送られる言葉いつもこれ。


「なんだこいつは?!」


言い換えると、異常者です。

あなたはいま何かの異常者になれていますか?

岡本太郎の「なんだこれは!?」に通ずる考えがあります。僕は太陽の塔が大好きです。何回見ても「なんだこれは!?」を感じられるから。


見たことも聞いたこともない!だからおもしろい!


このインパクトが大事なんですよ。

なんだこいつは?!」を生むためには、いまやってることにどれだけ没頭してきたのか、それをストーリーとして自然にアピールできるかどうかがコツです。

このあたりで一度、まとめます。

行動指針はこれです。

相手って誰?

ってなりましたか?

相手がわからない状態のままで何をやっても無駄。ましてや相手もいないのに期待値を超えることなんて雲の上の話。ルールを理解せずにゲームに参加するようなもの。

これまでブログで複数回に渡って書いてきましたが、もう一度書きますね。


あなたは誰に対してどんな価値を提供するのか?


これまで何度も言ってきました。もう答えられますか?

答えられない場合、ひとつずつゆっくり要素分解してみましょう。

人は不確実性を高いままにしておくと行動できない生き物です。要素分解せず「エイヤ!」で始められる人もいますが、ほとんどの人はリスクをすべてコストに転換できたときにしか動き出しません。

まだ行動できていない人は仮説でもいいので、「」の対象を言語化してみてください。


それが言語化できたら、次は価値です。


多くの人が誤解しているのが、今やってる仕事でしか価値を上げられないと思ってしまっていること。下の謎の図をみてください。

「あそび」と「しごと」で軸をとったこの図の、「みんなでしごと」に注目。この領域で成果を上げれば価値は高そうだけど、裁量は少なくなっていますよね。

当然、責任と権限の領域が決まっていますし、若手人材の場合は特に裁量が少ないことがほとんど。


でも価値ってほんとうにこの領域にしかないんですか?


僕らが生きてるこの世界は資本主義ですよ。


あらゆる活動が資本換算される世界です。

「あそび」とか「しごと」とか、明確に区切りをつける必要ってありますか?

このように見方を変えれば、今まで自分が価値が高いと思い込んでたコトは、単に母数が多いみんながやってるコトだってわかるはずです。

あなたの視点が上がれば、謎の図はこのように見えているはずです。

そうです。価値と思い込んでたものは母数に変化しています。そして、価値は「あそび」にも「しごと」にも価値は等しく全体的にあります。

自分の価値を高めてくれると信じて今やっていることは、単に母数が多いことをやってるだけかもしれない。

裁量まで少ない場合は、自分の現在価値を高めようとしている人にとっては、がんばり方を間違えている可能性が高い

それなら裁量がたっぷりあって、カテゴリーを絞っていけば母数を少なくできるここに注目するのがベターですよね。

そうです。

「ひとりあそび」に没頭するのです。他の人にとっては意味がわからないことでも全く関係ない!自分が没頭できるのであれば何でもいい!

謎の図を深層におりてみましょう。

いまみなさんは「みんなでしごと」をやってますよね。

そこから意欲を「ひとりであそび」にぶっ飛ばしてみてください。もちろんいまの仕事の領域でもいいですが、「やりたい放題できるし、これは楽しすぎて仕事じゃねーな」と思えることであれば何でもいいです。

「みんなでしごと」から「ひとりであそび」に線がぐいーんと伸びています。意欲が向いている状態ですね。

そして、この領域の異常者になるのです。

深度を深めて深めて深めまくる。意識して深めている間はまだ異常者ではありません。

楽しすぎて自然と深まっているのがイメージに近い。

わかりやすい事例としてあげると、僕は「ブランド人になれ!」を読んで、ツイッターに興味を持ちました。周りが理解できないくらいハマってハマってハマり倒しました。

当然、僕のひとりあそびですから裁量はMAX。使えるだけの時間を全部投じていくうちにどハマりして、どんどん自分なりの方法を深めていきました。

一発目のブログにも書きましたが、パケットが10日で死んだからツイッター用のスマホを買ったり新しいSIMを契約したりしてるうちに、周りからは異常者と罵られ出しました。

でもそんなことはどうでもいいことです。お構いなし。自分ができることを実践、実践、実践の日々。

お気づきの方もいるかもしれませんが、

1. みんなでしごと
2. ひとりであそび(浅)
3. ひとりであそび(深)

の順番につなげてストーリーにしたのが、僕の一発目のブログです。ほんとうにこのプロセスをただ単にまとめただけなんです。

たくさんの反応を頂けましたし、僕のひとつの「What」になっています。

僕はWhatを生み出そうとも思ってませんでしたが、行動しているうちに他の人に求められたからまとめた。それが自然にWhatになったという感じです。

それがWhatとして成り立っているのかどうかは、市場の反応をみれば分かります。深めていなければ反応がありません。


もし反応がないなら、没頭が足りていません。

異常者になりましょう。


そしてある程度、深まったタイミングで僕はいつも考えます。

今回得た学びと、自分がいまやってる仕事はつながることがあるんじゃないか?

問いの答えを出すために、「ひとりであそび(深)」と「みんなでしごと」を行ったり来たりしながら色々試して、さらに2つのつながりをより強固にしていきます。

全くの別のモノをつなげるためには、物事を抽象化して考える必要があります。どこまで抽象化すればつながるのか。頭がちぎれるほど考えてみてください。

そうこうするうちに見つかるはずです。ちょうどいい場所にある中点が。

「あそび」と「しごと」がつながる中点が見つかったら、「みんなでしごと(深)」をめがけてズバッと線を引きます。

線を引いたらここまでのステップをひとつずつ語ってみましょう。

順番はこれです。


1. みんなでしごと(浅)
2. ひとりであそび(浅)
3. ひとりであそび(深)
4. 中点
5. みんなでしごと(深)


点と点がつながって線になる。なんか書いてて思いましたが、スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」みたいですねw

語り始める時の枕詞のアドバイスですが、僕の場合は「ツイッター」と「HR」だったので、本業で話すシーンがあれば、

「ツイッターとHRって似てるんですよねー」

なんて枕詞をつけて語り始めています。本来つながらないものをつなげると興味喚起になります。

事実として、僕は1ヶ月間ツイッターを真剣にやってきて、本業にポジティブな影響を及ぼす状況になってきました。

会う人会う人が認知してくれている状態ですし、今後自分が課題と思っていた分野で全然知らなかった人が引き上げてくれたり。

さいごに、価値はどこにあるのか?

価値はストーリーの先っぽに凝縮されています。

本当に価値として成立していれば自分自身が語らずとも、ストーリーを知っている誰かが勝手に語ってくれます。

それが人からの評価であり、「強み」になるってことです。

何もしなくてもこのストーリーは自動的に新たな資産を作っていってくれますし、僕が全く別の角度から新たなWhatを作っていけば、新しい強みが手に入ります。

「みんなでしごと」から「ひとりであそび」にジャンプする時に、どんなジャンルを選べばいいのか。ワンポイントアドバイス。

選択するジャンルは何でもいいのですが、できるだけ2点間の距離が離れていればいるほど、話を聞いた相手は理解し難い行動になります。

あなたが異常行動にをとればとるほど、最終的に「あそび」と「しごと」がつながったときの総面積は広くなります。面積の広いストーリーを組めたときのインパクトは凄まじくデカイです

つまり、

「なんだこいつは?!」を言われる状態になっているか?

をフィルターにしましょう!


まとめ

いかがでしたでしょうか。

長文を最後までお付き合い頂きありがとうございます。次回は、魅力についての話か、戦略についての話を書く予定です。

今回は、マーケットから評価されるWhatを作るためのお作法を書いてきました。この通りに行動してもWhatが必ず作れる保証はありませんが、少なくともこの通りに行動していなければ、Whatが生み出される可能性は低いです。

新R25の田端さんと箕輪さんがおっしゃっていたこともそういうことですよね。

ブランド人になる前に、「異常者になれ!」ですよ!



ただ正直、しんどいっすよw

精神状態は、もうずっとこんな感じですw

ですが、そうも言ってられないので僕は行動し続けます!

みなさんもついてきてください!!!!!


最後に、

僕は、Do what you like(好きなことことをやる)ではなく、Like what you do(やってることを好きになる)から始めようと、よくツイートしています。

最近、好きなことがないって人が多いですよね。でもその原因って何もやってないからだと僕は考えています。

これは同じ時間軸の上で、「好き」がにあるのかにあるのかの問題です。

好きになるのはいつも何か行動を起こしたあと。やってることを好きになった時に、ひとつ自分が好きなことが手に入ります。やる前に好きかどうかなんて分かるわけがありません。

僕もツイッターは別に好きでも何でもなかったですけど、やると決めて、自分をハマらせていって、最後にやってることを好きになっただけです。

Doせずに決めたLikeで、大きな投資をする場合は気をつけてください。あとで変わる可能性が高いので。

Like what you do.


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