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木村"フィリップ"ミノル ドーピング騒動 🔰ビギナーズガイド🔰
木村"フィリップ"ミノルさんがRIZINでドーピング陽性反応が認められ、RIZIN公式で記者発表が行われました。
以下は木村選手ドーピング陽性反応についての記者会見の動画です。
ドーピング関係は4:49~49:56あたり。
今回のドーピング騒動についてまとめていきます。
ビギナーズガイドとして、分かりやすく説明していきます。
ドーピング騒動の「プロフェッショナルガイド」のようなものをお求めの方は、青木真也選手の記事をオススメします。
まとめ
木村"フィリップ"ミノル選手は、2010年にプロキックボクシング選手としてデビュー、そこからK-1グループでメインに選手活動を行いました。
K-1時代では、一線級で戦う選手でしたが、ときにはトップ層の選手に負けることもありました。
一部からはドーピングを疑う声が上がっていました。
それは、一時期から木村選手の体格がかなりよくなっていたからです。
K-1所属選手からもドーピングについて意見があがることもありました。
自身のドーピング疑惑について、2020年に木村選手自身はインタビューで否定ともとれる発言をしていました。
ドーピング疑惑はうやむやなままでした。
疑惑はあるが、白黒がつくことはありませんでした。
そして、木村選手は、K-1時代後期には10連勝10KOを達成し、K-1チャンピオンにもなり、「KO KING」として名を馳せていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693710901430-4g0exYLqsQ.png?width=1200)
KOシーンの例としては、以下のようなものがあります。
動画は1分23秒あたりから始まります。
その後、2021年12月4日にK-1引退試合を行い、K-1を離脱しました。
そのときは和島大海選手に負けて、連勝ストップしての引退となりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693711026557-tefSFnuaWl.png?width=1200)
その後、ボクシング転向を匂わせていた木村選手でしたが、ボクシングではなく、K-1以外の舞台でキックボクシングやミックスルールの試合に出場しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693711113018-JGhBsixkdK.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1693711096248-vuXiJAxJhM.png?width=1200)
このRIZIN.43のロクク・ダリ選手との試合時の検査で、ドーピング陽性反応が出た、というのが今回です。
Q&Aコーナー
注意事項
一部、不正確な情報があるかもしれませんのでそのあたりは気をつけてお読みください。
Q. 格闘技の選手はドーピングをしていないのですか?
A. 検査が厳格でない団体については分かりません。
やっていないかもしれないですし、やっているかもしれません。
ただ、格闘技の選手は基本ドーピングせずに真面目にやって出場しているんだ!とピュアな心で信じるスタイルは性善説側に偏った考え方かもしれません。
Q. 木村選手はK-1時代もドーピングをしていたのですか?
A. 今となっては、事実は本人以外の誰にも分かりません。
Q. 木村選手はドーピングの陽性反応が出たことに対して反省していましたか?
A. 謝罪よりも自身の試合復帰のことに関する発言が多く出ていた会見だったため、第三者からは本人の反省が感じづらく映るものでした。
Q. 木村選手は土下座すべきですか?
A. 土下座をすることは、謝罪をしようとしている人の謝り方の、あくまでひとつの選択肢です。
状況によっては、土下座は大変有効な謝罪方法になります。
Q. 城戸康裕選手は結局正しかったのですか?
A. 2019年にK-1でドーピングについて声を上げたことついては、勇気ある行動だったと思います。
Q. 木村選手のドーピング陽性に関する記者会見は必要だったのですか?
A. 木村選手を矢面に立たせることで、ある意味、攻撃がしやすい状況を作ってしまったとは思います。
ただし、長年の格闘技界での疑惑だったので、こういう発表が必要だとRIZIN側が判断してのものと思われます。
Q. RIZINでは木村選手以外にも陽性反応が出た選手がいるということですが、その選手を発表しないのですか?
A. 今のところしていないので、木村選手が初の事例となります。
木村選手に関してだけ発表したことは、フェアじゃないかもしれませんが、木村選手のドーピング疑惑に長年、格闘技界隈で話題になっていたことだったので、そういった経緯もあってのことだと思います。
Q. ドーピング検査厳格化は良いことですか?
A. もちろん、競技性の確保、安全性の確保、のためにはドーピングの検査があった方がいいです。
しかし、団体がドーピング検査をするにはお金がめっちゃかかると言われているので、団体の運営としては辛いかもしれません。
例えば、「ドーピング検査をしないなら興行をするな!」のような極論が世論に蔓延ってしまうと、存続できなくなる団体も出てくる可能性があります。
Q. ドーピングをするとチャンピオンになれますか?
A. ドーピングをすると試合では有利にはなりますが、100%試合に勝てる、100%チャンピオンになれる、というわけではありません。
Q. ドーピングしている対戦相手と闘うと身体に後遺症が残りますか?
A. ドーピングをしていない対戦相手と闘うときよりもリスクは一段と高いといえるでしょう。
ただし、格闘技の性質上、ドーピングをしていない対戦相手と闘うときにもリスクはあります。
Q. ドーピングは半年で抜けて、クリーンになりますか?
A. 半年後に陰性反応にはなるかもしれませんが、効率的なトレーニングを過去に実現できたことには変わりはありません。
過去ドーピングを行ったことによる影響がゼロになる、ということは未来永劫ないのかもしれません。
Q. X(旧Twitter)で格オタが口々に言っているドーピングに関する意見は正しいですか?
A. 正しいか間違っているかは分かりません。
それぞれの人が普段どういった生活をしており、どういった経歴があるかも分かりません。
Q. X(旧Twitter)で格闘技に携わっている人が口々に言っているドーピングに関する意見は正しいですか?
A. 正しいか間違っているかは分かりません。
ポジショントークが入っているかもしれないですし、どういった思惑によって発言されているかも分かりません。
Q. 2021年12月4日に木村選手の連勝を止めてチャンピオンになった和島大海選手は最強ですか?
A. はい。
Q. アリスター・オーフレイム選手とは誰ですか?
A. 今は引退していますが、めっちゃマッチョだった格闘技選手です。