【レポート】Sustainable Food Camp 2023 in Malaysia
こんにちは!Sustainable Food Asiaの佐藤です。
2023年2月16日(木)~17日(金)に、Sustainable Food Camp 2023 を開催しました。
アジアのフードテックに係わる大企業やスタートアップ企業 50社 / 約100名が参加。アジアの食の未来について、時代の先端を走るイノベーターの知を集結させ、新たな可能性やコラボレーションが生み出された2日間となりました。
この記事では、Sustainable Food Camp 2023の概要とイベント当日の簡単なレポートをお送りいたします!(詳細版やアナザーストーリーについては、続編をお愉しみに!)
Sustainable Food Campとは
弊社Sustainable Food Asia(以下SFA)は、次世代に繋がるSustainableで新たな食産業を創出すべく、様々な取組を進めています。今回開催のCampは、東南アジアのフードテック企業と日本企業が集い、ワンチームで食にまつわる地球課題解決にビジネスで挑むキックオフイベントと位置づけています。
通常の商談会や展示会とは異なり、参加者一人一人がグローバルな食料課題や食の未来に向き合う当事者として、議論をしていく1泊2日の合宿形式。
成長市場かつ食料課題も多様に広がるアジアを起点に、グローバルに新たなスタンダードを提唱し、食産業を共創すべく、深い議論、深い繋がりが生まれていく場です。
今後も継続開催をすることにより、Sustainable Food に関するネットワークを広げ、ボーダレスに未来創造・課題解決をしていくベースコミュニティの集う場となるのが、このSustainable Food Campです。
第1回の今回なぜマレーシア開催としたのか、その理由は「マレーシア市場の可能性」があると、強く感じているからです。詳細は、また別の記事でお伝えします。
開催概要
■開催概要
■プログラム詳細
■参加企業一覧
Main Partners (4社)
Supporting Partners (11社)
Associates (35社)
各企業の事業概要については、イベント公式HP・Twitterで配信しておりますので、ぜひご確認ください!
イベント当日の様子
イベントの様子について、当日のタイムスケジュールの流れに沿ってご紹介します!
2日間のイベントは、
パネルディスカッション
各社ピッチ
テイスティング&ランチネットワーキング
ディスカッションラウンドテーブル
アイディアやビジョンを個別チームでディスカッション
最終発表・投票
と盛り沢山!
■DAY1
開場、オープニング前
オープニング
パネルディスカッション
(左から)
ファシリテーター:
・海野 慧:CEO of Sustainable Food Asia
パネリスト:
・Mr. John Cheng:CEO of Innovate 360
・Ms. Melissa Ong:CEO of Impact Circle Group
・Dr. Lim Pek Kui (Wendy): Malaysian Institute of Food Technology (MIFT)
・Mr. Leonard Chong:Scientific Fellow,Big Idea Ventures
参加各社のプレゼン・ピッチ
Main Partners Presentation
Supporting Partners/Associates Pitch
代替肉やドリンクなど各社の食が楽しめるテイスティング&ランチ
ランチネットワーキング&テイスティングの時間では、各社の開発商品(ヴィーガンハンバーガー、ジャックフルーツミートバーガー、低血糖赤米、コオロギベースドパン、ブラックソルジャーフライ、ハーブベースチョコレートなど)のテイスティングを実施。
実際の開発商品に触れ、開発したそれぞれの方の想いや背景を聞き、参加者同士の理解が深まるとともに、関係値が近くなり、場の雰囲気もさらに温まった時間となりました。
アジアフードテックを盛り上げることを3社で合意
ランチの後半では、Innovate 360、Impact Circle Group、Sustainable Food AsiaによるMOU (Memorandum of Understanding) が締結されました。アジアのフードテックを盛り上げていく上で、3社が更なる強固な連携をすることが、ここで約束されました。今後の更なる展開をご期待ください!
企業・国境の垣根を越え、白熱したラウンドテーブル
Roundテーブルは全部で4ラウンド(4テーマ)実施。各テーマに対して、参加者一人一人がそれぞれの立場から知識・意見を出し、食の未来創造や新たな可能性についてディスカッションする場となりました。
企業、国境の垣根を越えて、まさにワンチームで各テーマについて議論し、アウトプットを出していきました。議論の中でお互いの価値観や考え方を知る機会にも繋がり、深い関係構築のきっかけになる時間になりました。
議論のテーマ2~4は、メインパートナー各社からテーマを持ち寄っていただきました。メインパートナーの皆さまが提起するテーマに、参加した各企業が混合で議論し、未来の方向性をアウトプットすること自体も、価値ある時間となりました。
食の未来を共に創るためのチーミング&ディナー
Roundテーブルの熱量そのままに、ネットワーキングディナーが行われました。全体的な進行の特徴としては、参加者の皆さまカジュアルに話せる時間を多く設けていたこともあり、お互いの事を深く知り、関係構築がしやすい場になっていたのではないでしょうか。
「食」に係わる方々だからなのか、食を共にする時間を通して、より密に、より濃い時間を過ごしていらしたのが印象的です。
1日目の最後は、翌日のビジョン・アイディア構想のチーミングが行われました。1日濃い時間を過ごし、参加者同士がお互いの理解が深まってきたうえで2~3社がチームとなり、今後何か新たな展開が模索出来ないか、新たなビジョンやアイディアを構想できないか、そんなディスカッションを翌日にしたいと思える相手とチームになり、チーム申請をしていきました。
■DAY2
合計15チームが参加、大盛況のビジョン構想ディスカッション&プレゼン
優勝チームには事業推進サポートも!?ベスト3のビジョン・アイディアが決定
参加者全員による投票により、グランプリが決定しました!
優勝チームには、今後のプロジェクト推進フィーが贈呈!このチームのプロジェクトをSustainable Food Asiaは引き続き応援していきます。
持続可能な食の未来へ「Sustainable Food Association」の設立
終わりの挨拶は、弊社代表の海野より。
次回は2024年2月15日〜16日にマレーシアにて開催決定!場所は、マレーシア味の素社の新工場を予定しています。
今後も更なるアジアのフードテック領域を加速させていくネットワークを形成していくべく、Sustainable Food Associationを立上げ、ネットワークの強化に努めていきます。
★次回開催にご興味のある皆さまへ
いかがでしたでしょうか。アジアからグローバルに新たな食のスタンダードを創造し、共創していくキックオフイベントSustainable Food Campは今後も継続的に開催いたします。
次回のCampは2024年2月15日〜16日、マレーシアにて開催予定です。
内容にご興味ある皆さまは、以下よりプレ登録が可能です。ご登録いただいた皆さまから優先的にご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
みなさんと熱いCampをご一緒できること、心より楽しみにしております!
[番外編] スタッフ募集のご案内
Sustainable Food Asiaでは、アジアのフードテックを一緒に盛り上げる仲間を募集中です!ご興味あるかたは、ぜひお気軽にご連絡くださいませ!
お問合せ先: info@sustainablefoodasia.com
Sustainable Food Asia採用担当:佐藤宛