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断捨離の小さなコツ

最近、友人宅の断捨離バイトをしてきました。断捨離って仕事になるんだ…と私自身がとってもびっくりしてます。

断捨離するには断捨離の本を読むのが一番いいんですけど、読む時間ないよ! という方( とその友人達に向けて )、ちっちゃなコツをまとめておこうかなと思います。


その前に、なんのために断捨離するのかって話を少しだけ。

・すぐに物を見つけられるストレスフリーライフ
・「これ持ってたのに買っちゃった〜!」の絶望をなくす
・掃除がとっても楽になる

物が多いと、何がどこにあるか覚えきれなくないですか…? 私は自他ともに認める海馬スカスカ人間なので、物が多いだけで毎日物が見つからなくなるし、同じものよく買っちゃいます。その度に小さく自分に絶望するので、なるべく絶望しないように物は少なめです。

逆に記憶力がすごくいい人なら物もなくさないし、同じ物を買っちゃう絶望もないので、掃除が大変とかのデメリットがなければ無理に断捨離しなくてもいいなって思ってます。


ここから断捨離のコツ。簡単な質問に答えるだけです。
  

「これ、この1年以内に使った?」


この質問でほぼ断捨離できます。もちろん、元々が数年に一度使うようなものは大丈夫です、たとえば水着とか礼装服とか。

あとは「1年以内に使った」ものではないけど、0.1秒も悩むことなく「これは月に1000円払ってでも捨てない!」と言い切れるような、そこにあるだけで、目に入るだけで元気をもらえるようなもの。大好きだったおばあちゃんの形見とか。

月に1000円払ってでも、と書いたのは、断捨離の本に「物に家賃を払っている」というフレーズがあったからです。なるほどなぁと思いました。

もちろん物があってもなくても家賃は一緒なんですけど、それがなければもっと素敵な物を置けたり、その空間分が広がって、感覚としてもっと広いお家に住める。嬉しくないごちゃごちゃに毎月お金を払っている、と思うとなんだか馬鹿げている気がしてきますよね。


あと、これは別の記事で読んだフレーズで、「床に物を置くと物が風邪を引く」というのも素敵だなと思いました。鞄だったり段ボールだったり、床に置いておくと掃除機をかけるのがすごく手間になって、家も汚れていく。家も風邪を引くんじゃないかな、と思ってみたり。

この言葉に出会って、床に物を基本的に置かなくていいように、物は棚に置ける分だけにしたら、毎朝掃除機をかけるのもあまり苦じゃなくなりました。


話がそれましたが、さっきの質問に加えてもう一つ補足の質問を。
  

「また買い直すくらいお気に入りで、自分にパワーをくれるもの?」


断捨離の基本は「使っているか/使っていないか」の二択だけです。「使えるか/使えないか」では選んじゃいけない。

さっきの質問で残ったものの中でさらに削ぎ落とせるものを見極めたり、さっきの質問につい逆らって、使ってないけれど残してしまったものに対して、ちゃんとさよならを出来る質問です。


昔はブームに乗ってやっていた断捨離だけれど、繰り返しやっていく中で、最近はちゃんと物に「ありがとう」という気持ちでお別れできるようになったなぁと思います。

あと、無駄なものを買ってしまわない質問も自分の中で形になったので、それも置いておきますね。

「倍の値段を払ってでも買う?」
「買わない理由を今考えてたら買いなさい。買う理由を考えてたらやめなさい」


よく試着室で、鏡に映った自分に問いかけてはこっそり百面相をしています。
 


断捨離のコツは、「これ、この1年以内に使った?」と、「また買い直すくらいお気に入りで自分にパワーをくれるもの?」で選別する、でした。少しでも役立ったら嬉しいです。


読んでくれたあなたが、心地よいお家で新年を迎えられますように!


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藤峰 みのり
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