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わたしと、このnoteについて。

泌尿器科専門医・指導医、および生殖医療専門医・指導医、性機能専門医として都内病院に勤務しております。一方で、心理的、社会的な性の問題にアプローチするために、Esolve(エゾルブ)というカウンセリングルームを立ち上げ、仲間と一緒によりクライエントに寄り添った性の問題解決を実践しています。

米国留学中はラットモデルで勃起障害の基礎研究に従事しておりました。現在も研究対象は性医学(セクシャルメディスン)や性科学(セクソロジー)です。また生殖医療に従事するものとして、男性不妊の患者さんを診療しています。内科的治療のほか、顕微鏡下での手術を得意としており、学会活動も行っています。noteでは、どのようなトピックにせよ、基本的なスタンスとして医学的・科学的な視点に立ちリアルな事象にアプローチしたいと思っています。

noteで記事を書こうとしたきっかけは、コロナウイルスが猛威を奮っている中で、私の外来を受診することができない方が多数いらっしゃるかと感じたからです。このnoteの記事が外来の代わりではありませんが、多少なりとも自分の診療で伝えていることが多くの方に伝わると良いと思っています。

性機能については簡単に解決する問題もあれば、カウンセリングを繰り返して長い時間がかかることもあります。本来であれば外来を受診していただいて、限られた時間ではありますが直接お会いしてエッセンスをお伝えした方が良いと思っています。しかし性の問題に関しては、問題が多岐にわたり、それぞれの情報量が多く、限られた外来の時間では口頭で全てをお伝えすることはできません。また検査をするよりもまずご自分の状況について的確に把握していただき、自助努力で改善できる点も沢山あります。

医療機関への受診が難しい状況では、受診を躊躇している人も多いでしょう。しかし、私の記事では、出来る範囲で改善を目指すためのアプローチを紹介しています。ただし、一部の症状には検査が必要な場合もありますし、セックスセラピーも有効です。まずは私の記事を読んで、自身で取り組める改善方法を見つけてください。そしてセックスセラピーにご興味のある方はぜひ以下のリンクからEsolveのページを見てみてください。

最後に、私は単なる都内勤務医です。この場では医者目線のポジショントークは極力避けて、性や生殖に興味を持つ1人の人間としての発言や、日々の雑感を記録したいと思います。ぜひ、よろしくお願いします。


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