野に咲く花なら2024

🌸追記!!(1/29)🌸
リーダーこと渡辺正行さんが作・演出の「野に咲く花なら」を、SEW=(障がい者だけの劇団)のスタッフ仲間と観てきました♡まさしく今私たちが活動して日々感じて会話をしていること、日々苦悩していることが全てそのまま台本に描かれていました。

(自分が障がい当事者なわけじゃないし、本当の部分で皆の気持ちはわかれていないだろうな)
と、
劇団員が日々職場や家庭で感じてること・経験していることを話を聞いて想像して、想いを寄せることしかできず。
本当に皆が感じてる苦しみは、たった少ししか理解できていないと思う。とたまに思ったりしています。

昔から支援活動をしていると
『偽善だ』
『健常者のエゴだ』

と、ほかにも街行く人々からここには書けないような様々な心無い言葉を沢山浴びせられてきた。

だけど、目の前で悩んでる友がいる。自分の助けられる範囲に、自分が経験してきたこと、培ってきたこと…演劇やダンス、音楽で、少しでも何か力になることができるなら。役に立つことがあるのなら、やらない理由はない。

それでみんなのやりたいことが少しでも叶えられるなら。それはとてもありがたいこと…。人は皆助け合って生きている。私も私にできることしかできない。自分にできないことでは、力になれない。だから、自分のできることはやりたい。

代わりに、さくらもたくさんのことを周りの人にしてもらって、支えてもらって、劇団員からも沢山教えてもらって、いつも「素直な気持ち」「純粋な気持ち」「一生懸命」を教わり、 笑顔と幸せな時間をもらってる。

一人一人の役の方のセリフが、障がい者役の人の言葉も、健常者役の人の言葉も、全て噛み締めるように実感し、今でもそのセリフが頭に残っている。

日頃私たちがあまり縁をしない“筋ジストロフィー“という難病の病棟を中心とした話。どこか自分とは関係ない、別の世界のことのお話しと感じられてしまう題材だけど、田中恭子さんという、「いそういそう」「周りにいるいる」と思わせる親近感あるキャラクターが“演出として“存在していることで(実際そんな方は居なかったみたいです)
自分たちのすぐそばで起きている現実なんだと感じさせているのではないかと思った。

また、“お笑い“が一つ一つにいちいち(笑)散りばめられててることで、休憩無しのぶっ続けだったけど、公演時間2時間半弱。長いと感じる間も無く、作品に入り込み集中してあっという間に終わった。個人的に様々な演出もすごく学ばせていただきました。

生死が関わるディープな話だけど、リーダーも書かれていましたが決してお涙頂戴。の内容ではありません。

テレビや映画だと、綺麗事で終わるストーリーもよくある。もちろんそれもエンタメとして必要。

だけど今回の舞台は、リアルが描かれていました。「障がい者とかよくわかんない」「自分に関係ないしなーーー」と漠然としてる方がほとんどだと思います。

それは悪いわけじゃなくて、やっぱり知る機会も無く、そして今まで障がい者側も、国も、隠してきたから。親が「恥ずかしい存在」と言って隠してきたから。

だから今、LGBTQなど多様性が受け入れられてきているように、障がい者も同じ人間だと受け入れられる時がきた。

「障害」を持って生まれてきたことは、覆しようのない事実。そこは受け入れなくてはならない。

ただ、今いろんな企業の人事の方や大学の教授などにお話を聞くとその「受容」ができていないことが今の日本で大きな問題・課題になりつつあると感じる。

実は、日本全体で「障害」についてもっと理解を深められる場や環境を考えていかなきゃいけないんじゃないかと感じてる。

ただそんな大きなことは私1人の力では何もできない。

ただ、「やりたい」と思う彼らの純粋な気持ちを少しでも、自分の力で少しでも、実現することができるのなら、その彼らの思いを大切にして

自分の100%で関わりたい。この私の根幹のこの「想い」をこの舞台の主人公の方が同じように叫んでいた。

想い溢れて文章ぐちゃぐちゃで、色々話し飛んでw長文になちゃたけどwとりま、いま舞台観て直後の帰り道に書き殴っておりますw

劇団SEWに携わる私としてもこの舞台は、1人でも多くの方に観てもらいたい。

まだチケット当日券数枚あるそうです。

#野に咲く2024
ぜひ！！！！！！！！！！！

これだけ感動したのは、全てのキャストの皆様・スタッフの皆様が最高の作品を創り上げ、届けてくださったから。最高の時間をありがとうございました🌸✨✨

関係者の皆様が怪我や事故なく、無事、千穐楽を迎えられますように✨✨

ちなみにリーダーにはずっと前に事務所入る入らないで相談のっていただいたりお世話になっていて、劇団SEWでも、リーダーが描いた絵本「ぐわゎわん」を発表会の時に使わせていただきました📖✨✨

リーダーが描いた絵本「さよならってなんだろう」も、またいつか舞台公演の時とかに使わせていただきたいなと思っています🎵