投資信託説明書の約束
特に、特別の意味合いがある訳ではないのですが、投資信託を購入する場合には、必ず「投資信託説明書」が交付されます。
必ず交付される投資信託説明書を<交付目論見書>とも言います。
さて、その「投資信託説明書」の最初に記載されているのが、「1.ファンドの目的・特色」です。
そこには、「何を目的として、どこに、何に投資しているか。ファンドの仕組み」などが記載されています。
例えば、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の「投資信託説明書」の「ファンドの目的」には、「日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。」とあります。
簡単に言えば、<世界の株式市場の値動きに連動する投資成果>、これが、投資信託の目的、すなわち受益者(投資者)との約束となります。
この約束を果たすために、資産運用会社は日々、実直に運用を行っています。
ちなみに、この「ファンドの目的」が曖昧なものであったりする投資信託は、皆さんの資産形成には相応しくないと思っています。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。