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君とのふれあい

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか?
  
5月27日は、坂井泉水さんの16回目の命日です。
坂井泉水さんは、<ZARD>と言う音楽ユニットのボーカルとして1991年にデビューしました。
<ZARD>坂井泉水さんと言えば、『負けないで』、『マイフレンド』、『揺れる想い』などのミリオンセラーがあります。
特に『負けないで』は、164万枚の大ヒットでもありますが、もう夏の風物詩ともいえる日本テレビ系の『24時間テレビ』の<チャリティーマラソン>の後半では必ず、多くのアーティストの方々が武道館で唄われますね。
ファンとしては、<ZARD>坂井泉水さんいつまでも多くの方々に歌い継がれていて嬉しい思いで一杯になります。
さて、ワタシの<ZARD>坂井泉水さんへの個人的な想いですが、彼女の声が好きでした。特にデビュー当時の、少し強いトーンで唄う楽曲(2nd Single「不思議ね」)が好きでしたね。徐々に声質が完成してきて、低音の良さを感じさせてくれたのは、1997年発売の「風が通り抜ける街へ」でした。もちろんメロディーラインも、そして歌詞も良いのですが。
「負けないで」に代表される様に、<ZARD>坂井泉水さんの魅力のもう一つの魅力は、その歌詞の良さなのだと思います。
歌詞の内容は失恋だったりもするのですが、それでも勇気や希望を持たせてくれる、背中を押してくれる様な気がしています。それは歌詞だけでなく、<ZARD>坂井泉水さんの“思い”が届けてくれていると思っています。
そして彼女の等身大の大人の女性としての心情を歌ったのが<あなたを好きだけど><Ready, Go! >など。年下の彼との恋愛や、歌詞の中に「若い頃なら ナンセンス 私の方が背が高い!」、「彼と動かぬ証拠 作りたい」、「Ready, Go思い切りぶつかってみよう」などは、仕事も恋愛も一生懸命な素敵な大人の女性を感じさせてくれます。
 
さて、今日のタイトルにもある「君とのふれあい」は、2005年9月にリリースされています。ピアノから始まり、切ない程の<ZARD>坂井泉水さんの歌声が、なんとも言えない寂寥感を感じさせます。さらにその歌詞のラストには『二人もう 会えないのかな もうサヨナラだね 君とのふれあい』です。
いまはもう、<ZARD>坂井泉水さんと会うことはできません。そして、この曲を聴くと、少し前に亡くなった親友や、先輩などを想い出します。仲違いしたり、色々と迷惑をかけたりしましたが、いまはもう、会えない。
ふとした時に、くだらないエピソードを想い出したりして、でも、いまはもう会えない。そんな寂寥感が胸に広がります。
ただ、歌詞には『二人もう 会えないのかな』<かな>となっています。<会えないね>ではないので、会えると信じています。なので、先に旅立った人たちを想い出したときは笑って、“もう少しお待ちください”ってなるんですけどね。
いまここに、残っている限り、ゆっくり生きて行くしかないと思いますね。
ちょっと個人的な感傷で申し訳ないです(汗
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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