訪日客
日本政府観光局が発表した6月の訪日客数は、313万5600人となり、4カ月連続で300万人を超えたそうです。
また、同じく観光庁が発表した今年1〜6月の訪日客数は1777万7200人で、過去最高だった19年の1663万3614人を上回ったとの事です。
対前年比では、66%の増加となっています。
このまま推移すれば、通年では3500万人程度となります。
2016年に政府が掲げた「4000万人」目標も近づいてきます。
ただ、最近はニュースなどでも伝えられていまが、いわゆるオーバーツーリズムという大きな歪みも目立ってきました。
正直、ビックリするくらい街を歩けば外国人観光客をよく見かけます。
ちなみに、4〜6月の訪日外国人消費額は2兆1370億円と四半期として過去最高だったとの事です。
また、1〜6月では3兆9070億円で、2019年に比べて1.6倍になっており、観光庁の試算では24年通年でみると8兆円近くになる可能性もあるそうです。
こうなると、政府が目指す「資産運用立国」実現に力を入れるより、まずはオーバーツーリズムの解消や、観光地の受け入れ態勢整備、特にインフラや人手不足解消などの課題に政府として「観光立国」により大きな力を入れた方がいいのではないかと思ってしまいますね笑
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。