見出し画像

金融経済教育推進機構

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
金融経済教育推進機構(J-FLEC)をご存知でしょうか?

こちらは、政府が掲げる資産所得倍増プランにある「安定的な資産形成の重要性を浸透させていくための金融経済教育の充実」「消費者に対して中立的で信頼できるアドバイスの提供を促すための仕組みの創設」を受けて、2023年11月に公布された「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」に基づき、日本証券業協会などが発起人となり金融庁の認可を受けて2024年4月5日に設立されました。
 
報道等では、J-FLECの初代の理事長に安藤聡氏が就任されました。
安藤氏は、東京銀行(現三菱UFJ銀行)からオムロンに転じ、IRなどを担当し、さらに、早くから人的資本経営の重要性を訴え、同社の企業年金改革を通じ、社員の金融リテラシー教育にも力を入れたそうです。

また、東京証券取引所の有識者会議でPBR(株価純資産倍率)改革に先鞭をつけたことでも知られているそうです。
 
新NISA制度がスタートし、日本の株式市場もバブル崩壊後の高値を更新しています。
とは言っても、ここのところの更なる円安進行と不安な中東情勢などを受け、株式市場も大きく反落しています。

この様な時こその金融リテラシーが大切だと思いますので、J-FLECの役割は大切だと思います。

ちなみに、本格的な稼働は8月を予定していて、企業や学校に講師を派遣したり、認定アドバイザーがお金に関する個別相談にのったりするそうです。

なお、政府は金融経済教育を受けた人の割合を現状の7%から、2028年度末を目途に米国並みの20%へ引き上げることをKPI(評価指標)に掲げる方向と伝えられています。
その実現には、今後5年間で1,200万人に金融経済教育を提供する必要があり、機構に加え民間金融機関の取組みも重要となるようです。
 
ワタシも、資産運用に携わる者として期待をしたいと思います。
 
本日の1曲は、JUDY AND MARYの「そばかす」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?