株価急落とミスチル
昨日、8月5日の日経平均株価の終値は前週末比4,451.28円マイナス(-12.4%)の31,458.42円となりました。
1987年10月20日(ブラックマンデー翌日)のマイナス3,836円(-14.9%)を上回る史上最大の値下げ幅となり、下落率も当時に次ぐ2番目となっています。
今朝の報道では、ニューヨーク市場も1000ドル以上の続落となっています。
今後の株式・債券・為替の各市場の見通しなど、ワタシには予想も出来ませんし、する気もありません笑
ちなみに、ビットコインも一時、15%の急落となっていますし、金先物市場も急落していますので、現金化を急ぐ需要が多かったのかも知れません。
少なくとも、個人投資家にとって長期投資の視点からすれば、この急落で一喜一憂、右往左往する必要はないと思っています。
ただ、株式市場には先見性があるとも言われていますので、この急落が半年後、1年後の景気状況を見越しているのかも知れないとは思います。
その意味では、日銀や政府などの政策、米国の大統領選、中東情勢など、様々な要因により世界は動いています。
全く未知のイノベーションによって、ワタシ達の生活が一変する可能性だってあります。
さて、ワタシが金融の世界に足を踏み入れたのが1987年4月です。
そうなんです。
社会人になって半年で、ブラックマンデーに襲われました笑
さらに、4年目からはバブル崩壊がスタートします。
株式市場は、昨日の様な下げ幅ではありませんが、10年に一度と言われる様な急落が毎年の恒例のように発生していました。
海外の投資家がショートで利益を上げている事は十分知っていましたし、なんなら顧客に外国人投資家もいましたので、市場環境への理解はありましたが、反対側のロングしか出来ない顧客も抱えていましたので、日々、所属する部門の計上する手数料と、個人投資家を相手にする支店の厳しい状況など、同期が次々と去って行き、自身の行方にも不安を抱きながら過ごしていました。
その頃のストレス発散は、同じ悩みを抱えている同僚達とのカラオケボックスでした。
当時、流行していたのがMr.Children(ミスチル)でした。
『Tomorrow never knows』と『名もなき詩』は、定番でしたね。
ワタシがミスチルと株価急落をリンクしてしまうのは、2000年のITバブル崩壊の時期には、『終わりなき旅』を歌っていた様に記憶していますし、2008年のリーマンショック時には、『GIFT』、『HANABI』などを歌っていた様な記憶があります。
といっても、ミスチルが株価急落を引き起こす訳でもありませんし、なんなら毎日の通勤にミスチルを聴いていますので、急落の度に連想している訳ではないのですが笑
さて、日経平均の下げ幅が最大となったのですが、反対に最大の上げ幅は、1990年10月2日の2,676.55円だそうです。
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。