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ギックリ腰

昨晩から、急激に腰痛が襲ってきておりまして、遂にはベッドに横たわったままで朝を迎えました。

特に、何かきっかけがある訳ではないのですが、ギックリ腰の様な症状でして、まぁしばらく休むしかないかなぁと言う事で、ベッドサイドにPCを置き、リモートで至急の業務対応を行ったところで、午後までの数時間を休暇とさせて頂きました。

さて、仰向けでいる分には特段の痛みもありませんので、久しぶりに読書の時間をと思い、ちょうど最近、手に入れた書籍を開きました。

最近は、iPadを使ったkindleによる読書が多く、リアルの紙の書籍での読書は久しぶりです。

基本的に、実用書を読むことが多く、直木賞・芥川賞の受賞作品を文藝春秋で年に2回ほど読むくらいなのですが、紙ベースで最後に読み切った小説は、尊敬する原尞氏の最後の作品『それまでの明日』(2018年)まで遡ってしまいそうです。

さて、その本日の午前中に拝読したのが『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』(林伸次著)と言う本です。

こちらは、noteの中で紹介されており、何となく興味を惹かれたので購入させて頂きました。

本編、10数個の短編から成っています。
これが、短編小説というより、散文詩という感じを受けてしまいましたが、それらがプロローグからエピローグへと回収されていて、とても素敵な作品でした。
小説ではあるのですが、行間に漂う寂寥感だったりが心に滲みてきます。

あまり思い出したくないけど、ちょっと足をバタつかせたくなるような、若い頃の記憶が蘇ったりしました。

というわけで、足もバタつく程に回復してきましたので、通常業務に戻ります。

あ~いいもん読んだなぁ~というのが感想ですね。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

ちなみに著者の林伸次さんのnote:

作品を知るきっかけになったrenny さんのnote:


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