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【転職エントリ】南の島で、地域と教育の未来を見つめます

明日4/1より、沖縄県の久米島という離島の町営塾にて勤務します。地域おこし協力隊として、久米島へ移住し、高校生向け 学習塾のスタッフとして働きます。
このnoteでは振り返りも兼ねて、転職・移住を決めた理由を書いていきます。

これまでについて

学生の頃より、その人が「自分らしく」生きてゆけるために、考える武器となる「教育」をテーマに据えながら、自問自答を繰り返していました。「若者にリーダーシップを」と唱えた学生団体での活動。地域開発×教育について研究し続けたゼミ生活。どれも充実したものでした。社会人では「まず社会のことをより広く知りたい」という思いより、教育とは異なる分野、旅行業界に入社しました。Reluxの掲げる「旅とその先の心の豊かさ」に共感し、カスタマーサポートとして働いてきました。詳細は以下をご覧ください。

なぜ選んだのか

「人づくり」を通じた「地域づくり」

父が国際協力関係の仕事をしていることもあって、地域開発に子どものころから興味がありました。途上国生活を経て、「外部の人の主体的行動より、住んでいる人のサポートをすること」が、あるべき地域開発の姿ではないかと考えました。その突破口が「教育」だと感じたのがきっかけでした。そこで、大学時代に地域×教育の軸でさまざまな研究をさせていただきました。

町の魅力は人にあらわれます。人に会うために、足を運んだり。旅行先での地元の人の優しさに救われたり。そんな人を作っていくことをサポートしていきたいな、と思い、高校生の学習支援を行おうと思っています。教育業界で働くのは初めてですが今からとても楽しみです。

「塾=大学進学をイメージする方も多いと思いますが、久米島学習センターに通う生徒は大学進学を目指す生徒だけではありません。私たち学習センターのスタッフは、生徒一人一人の”ワクワク”を応援しています。 」 

 久米島学習センターHPより
ちなみに「町営塾」といいつつ、受験まっしぐら!ではなく、上記のような理念を掲げています。

人間力を磨く

私がこれまで何回も引っ越しをしてきましたが、全て都市で生活してきました。
(東京→ヤンゴン→沖縄(那覇)→東京→イスラマバード→東京)
そんな中で働き、暮らしをしていく中で、ちょっと人に話しかけたり出会ったり。相談したり、頼ったり。そうすることにはかなり勇気がいって、人の多さや生活スタイルの中では中々できなかった気がして。

そんな中で、沖縄に住んでいた時のお餅屋さんの温かさ、町内会の集まりなどなど人と暮らしの中での距離が懐かしくなりました。離島の小さなコミュニティでは人との接点も多いと聞きます。自分の暮らしと人との関わりの関係性を磨いていきたいです。

私は、人と関わることに対してちょっと苦手意識を持っています。うまく人と関係性を築けないというか。島では人との接点が増えるので、自分の人間性が問われる気がしています。自分をじっくり見つめ直していきたいです。

心の故郷への貢献

先述の通り、私は沖縄県に住んでました。ここで小学校の4年弱を過ごしました。たくさん引っ越しを繰した中で特に、「今でも帰りたい」と思う場所です。そんなお世話になった沖縄県のために、いつか働きたいと思っていました。
そして、沖縄県の久米島は数年前にゼミで訪問したことのある場所でもあります。その時の仕事ー暮らしー近所の近さ。子どもの真っ直ぐさが忘れらません。(写真は久米島に以前訪れた際のものです。)


そんな久米島が今回が、学習センターでの募集をかけており、ご縁があって働くことになりました。

これからの抱負

すでに島にきて、数日経過しているのですが、たくさんの人の優しさに支えられています。道を教えてくれる運転手のおじちゃん、車の練習に付き合ってくれる近所の皆さん、お風呂貸してくれる近所の方 …。早くも「人間力」という言葉を実感している日々です。知人もいない場所で働くことはちょっと不安でした。でも、そんな不安を吹き飛ばしてくれるような皆さんの温かさに感謝です。
教育の仕事できるのも楽しみです。まずは脳を現役時代に戻すところから頑張ります。「生徒ファースト」をモットーに精進していきます。

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