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こっちのペースに持ってくる方法を教えます。
あくまで僕の手法でしかありませんが、こっちのペースに持ってくる方法を今回は特別にお伝えしようと思います。なお、シチュエーションとしては仕事という場です。
まずペースについて。人によるとは思いますが、僕自身はできるだけ自分のペースで仕事をしたいと思っています。ペースを乱されると、いい提案もできないし、いい解決策への誘導もできないのです。なので、こっちのペースに持ってくる方法をこれまでいくつか模索し続けてきたのですが、ある一定の答えが出ました。
気をつけること
こっちのペースに持ってくる時に気をつけなければならないことを先にお伝えしておきます。それは、相手が「強引に引き込まれた」と思わないようにすること。どちらかというと「いい波に乗ったなぁ」と思わせることです。
そのためには、自分の意見を言うのではなく、相手にしっかりお話をさせることです。そして「ほいでほいで」の論です。イメージは「さんま御殿」。「さんま御殿」って、ゲストがトークしていますが、いつのまにかMCのさんまさんのペース、さんまさんの空気、さんまさんのリズムになっていませんか?もちろん、それをいいと思うか悪いと思うかは、人それぞれなので良し悪しではなく、事実として。
その結果、さんまさんは自分の世界観を作り成立させているわけです。
話をしっかりさせて、相手に興味を持ち、どんどん話を引き出しておくことをしておけば、相手としては「強引に引き込まれた」とはなりません。
こっちのペースに持ってくる
手順としては、準備が本当に必要です。どういう方向に持っていきたいか、どういう提案を納得してもらいたいか、徹底的に考えます。そして、考えた方法を可能な限り因数分解しましょう。
どういう要素が導き出されれば、因数を取得できるのか・・・これを考えます。そこが特定できれば、あとは相手の話をしっかり聞きながら裏にある思いを言語化していくことです。
言語化の方向性をうまく因数に近い場所を攻めていくのですが、ぶっちゃけここは語彙力や変換作業の妙が必要です。ここで大切なのは、相手が想像しやすい言葉を選ぶこと。例えばデジタルに明るくない人に、「SNSでいうと」みたいな例えを出してはいけないのです。
こういった作業を繰り返しながら、相手の思いをきちんとこちらの言葉で言語化していくのです。そうすると、いつの間にかペースはこっちにきていることが多いのです。
なぜなら、言語がこちらの言葉だからです。
関西方面に行ったら関西弁になっちゃった!となれば関西のペースです。博多に来たら博多弁になっちゃったとなれば福岡のペースです。東京に住んでたら江戸弁でしゃべるようになったは江戸のペースです。
言語でペースをつかむ
いろいろと話を書きましたが、結局は「言葉をつかんだものがペースをつかむ」と思っています。しっかり準備をして自分の言葉を磨いておけば、あらゆるものを自分の言葉で置き換えて会話することができます。
そうすれば、いつの間にかその空間は自分のペースで出来上がってるもんです。もちろん、語彙力や表現力や比喩力は必要です。
方法論はそうですが、養うべき力をどうつけるのかはまた別問題。
一度力試しをしてみてはいかがでしょうか?
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