ダイジェスト:理解のデザインIAに関する講座「IAあいうえお」
先日公開した情報アーキテクチャ=IAについて書いた記事のダイジェスト版です。もし興味があれば本編もご覧ください。
僕自身IAというものに触れて、約10年が経とうとしていますがますますこの考え方が必要なものであるとつくづく感じています。お声掛けをいただいた時、この考え方を「まずは知ってもらうこと」に重きを置こうと思いました。
IA情報アーキテクチャとは何か?
一般的に言われているのが「理解のデザイン」と言われるものです。ここでは、この「理解のデザイン」というものを分解して考えてみようと思います。理解というものは、そのまま「わかりやすさ」というものにもつながりますが、ここではもう少し幅を広げて捉えておくべきだと僕は考えています。それがインターネットが普及した今だから出てくる考え方「見つけやすさ」です。デザインというものは、この場合「企て」や「設計」という要素が強いです。
ざっとまとめるとIAとは、
「理解のデザイン」
情報をわかりやすく、見つけやすくするために計画・設計をする
IAにおいて必要な要素
必要な要素として「User(ユーザー)」「Context(コンテキスト)」「Content(コンテンツ)」というものが挙げられています。3つの要素をどのような方向性で、どのように関係させるのか・・ですが、一見面倒臭そうに想いますがここをいろいろ考えることがIAの醍醐味だなぁとも思っています。
UXとIAの関係
大きな意味ではUXなのですが、UXにはフィジカルで体感するものや時間経過で体験するものなどが含まれます。そんななかIAというのは、情報にフォーカスが当たったもの、生活の中で情報に焦点を当てたユーザー体験であるというと捉えています。
IAで語られる4つのシステム
IAでは「組織化システム」「ラベリングシステム」「ナビゲーションシステム」「検索システム」の4つのシステムを語ることが多いです。
この中でも特に僕が考えておきたいのは「ナビゲーションシステム」です。さて、「ナビゲーションを考える際にもっとも重要な要素はいったいなんでしょう?」
答えは・・・本編で。
IAを感じてもらう、3つのエクササイズ
これはあくまでIAに対してご自身が親和性を高めてもらうためのものであり、ラフにIAを学ぶことを目的にしています。
Ex1:動物を分類してみよう
Ex2:メニュー名を考えよう
Ex3:道案内してみよう
こんなエクササイズからラフにIAを学んでみます。
IAを学んでいくために必要なこと
本編では細かく書いていますが、「意識」と「会話」です。
IAの位置付け
IAはどんなシチュエーションでも使えます。仕事の面で言えば、既存の仕事もそうですし、新規の仕事も同じ。特にWebサイトとなればどちらの状況においてもアプローチができるものだと考えています。
IAは誰のもの?
「・・・で、IAって誰がやるの?」問題です。それぞれが組織だとするならばその間にある潤滑油のようなものがIAであるように考えています。IAは共有言語です。そんな中、誤解や誤認のない世界に少しでも近づいていけるように引き続き活動していきたいと思っています。
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