✅ やっぱりレスポンスが大事
どんな仕事でも同じことが言えると思いますが、
一人で仕事が完結することはまちがいなくありません。
大きな話でいえば、クライアントと自分という枠組みで
仕事があるわけですから、自分一人というのは
まぁあり得ない構成だといえます。
特に受注産業であればなおさらですし、
会社に属していたら当然です。
プロジェクトにおいて自分はどこかのパーツですし
自分のパートが誰かのパートの役に立つ
逆に誰かのパートが自分のパートの役に立つ
そんな感じで仕事というのは回っているわけです。
そんなとき一番困るのは何かというと
僕の場合、できるできないではなく
「待つ」という状況が続く時です。
そしてその困るに拍車がかかるのが、
「待つ」というものに「いつまで?」が明確になっていないときです。
以前このテーマについては「ポジティブに待ってもらう」という
言葉で記事を書いたことがあります。
そちらも参考にしてもらいたいのですが、
ここにも書いていますが、
仕事をしていると必ずと言っていいほど
誰かの時間をとってしまうものです。
ポイントは相手の時間を可能な限りいただかないこと
いただかざるを得ない時間は可能な限り代替できる状況にしておく
というのが大切だと思っています。
これはなかなか難しいように聞こえるかもしれませんが、
一番簡単にこの流れを汲むことができる方法は
レスポンスを速くするということだと思っています。
レスポンスというと仕事の結果という意味の
いわば完成形のレスポンスというイメージがつく
かもしれませんが、決してそうではありません。
簡単な反応、返事で十分なんです。
もちろん、その時に確認できないこともあるでしょう。
そんな時は、
「確認ができないから夕方までに確認して返事します」
というレスポンスでも十分です。
これを返すだけで相手は、
それまでの時間を自分のコントロール下に置くことができるのです。
返事というよりも現状を伝えるという言い方のほうが
適しているかもしれませんね。
相手も鬼じゃないですから、凸依頼に対して
最適解の劇的速度での解答を求めているわけじゃないです。
ですが、相手にも時間がある中ですから、
その時間を有効に使ってもらうためにも
ぜひ何か連絡をもらったら、現状をレスポンスするという
意識をもったほうがいいと思います。
今のところ、僕はそのやり方でうまくいっていますし、
たったそれだけで仕事が早いと言われることが増えてきましたよ。
ちょっとしたアドバイスな回でした。