焦る気持ちはネガティブなのか?
主に仕事のシチュエーションで多いことだと思いますが、焦る気持ちになることはよくあります。そんなときに頭の中はガチャガチャしてしまい、ますます余計に焦りというものはやっかいにも現れます。
時にそれはいい方向への起爆剤になることもありますが多くの場合それはぐるぐるとただ回るだけの負とも言い難い停滞を生みます。かく言う僕もたまにそういうことがあります。というか、誰でもあることではないでしょうか。
なぜ「焦る」のか?それを考えてみましょう。
焦る対象が相手
他と自分を比べるからということもあるでしょう。この場合、「焦る」には二つの比較方向があります。「相手がすごい」と「自分がすごくない」です。自分が相手よりすごいと思えていたらそもそも焦りを感じることはないことを考えると、根元は成長の予兆と捉えることができます。でもなぜ、プラス方向に向かうことが難しいか。それは、やり方が分からないからです。といいましたが、実はやり方がわからないのではなく、「いくつかやり方は思いつくが、どれがいいかが分からなくて選択ができない」ことが多いと思います。「あのやり方?いやいや、自分にはそれよりこっち?いやいや、そんなのおこがましい。やっぱり、あれ?」という堂々巡りを起こし、動けなくなり焦るのです。
どうしたらいいかは簡単ですね。「まず、ひとつやる」です。どちらかというと「やってみた」的なものをやってみるレベルで十分です。そうすれば、何かがわかります。
以前このnoteでも書きましたが、
歩き出してみないとこけることすらできない
です。早めにこけて、擦り傷くらいしてみましょう。乱暴な言い方をすれば、「まだあなたはすごくないのだから、こけても大怪我はしないよ」です。
焦る対象が理想の自分
今の自分と描く自分のギャップに焦るというのもあるでしょう。ただ、これも結局動けないことが原因になってるのです。ひとまず、動いてみて小さい傷で済むうちに、やってみることです。
焦る対象が内なる自分
自分がなんなのか分からなくなって焦ることもありますね。そもそも自己紹介ほど難しいものはありません。自分のことなんてわかりっこない。だからたまに演じることも必要だったりします。そして大事なのは演じきるということです。演じることができれば、不思議と外が紹介してくれます。どうせなら、好きなキャラを演じましょう。
焦りは成長の予兆
あるアーティストがいいました。
今の自分を評価できるのは未来の自分だけだと思うんだ。
焦るのは成長の予兆であり、よく分からないけどひとまず何かしらの自分を演じ切るために、まずはひとつ小さくても動いてみましょう。
そんな僕も、焦りながらいるのでまだまだ伸びしろはあるようですよ。