汝、一次情報を求めよ。
情報社会になって手元にさまざまな情報がやってくる時代です。その情報の鮮度や粒度、解像度、確度などいろんな「度」がありますが、人を経由すればするほど「度」が下がっていくものです。
これは伝言ゲームと同じようなもので、初めに聞いた人から徐々に変わって伝わっていくのです。
例えそれが、誰もが知っていることであったとしても伝え方が段階を踏めば、ほんのりだったりニュアンスとか言われるものですが、変わっていきます。それがあるとき、突然変異を起こして全く別のものとして伝わってしまうことだってあるわけです。
僕らはほとんどが一次情報に触れる機会がありません。多くは、二次情報、三次情報です。もっと後ろである可能性だってあります。普段の生活においてこの一次情報を掴もうとするのはなかなか難しいものが多いですが、仕事となると話は違います。
一次情報を欲しかったら現場にいけってことです。その場に行くことで純粋な情報を得ることができます。ここ数年、それが難しくなってきていますが、そろそろ現場の大切さを見直さないと、一次情報を得ることが困難になってくると思います。というか、困難になります。
そして、もうひとつ。
一次情報を届けなければならない人へはきちんと届けるという意識だと思います。情報と受け取る人にはそのレベルというか段階というか・・があります。こういう表現をすると、権威主義的な聞こえ方をするかもしれませんが、例えば教育とかです。
超数学的な視点からだと三角形の内角の和が180度になるというのは、照明が必要な世界ではありますが、小学生にはその部分を省いて「三角形の内角の和は180度だ」と伝えるわけです。もちろん、そこに疑問をもった数学脳を持っているような子供にはそれなりの情報を与えないといけません。そおういう意味でのレベルですね。
立場が違えば求める情報の「度」が変わっていくわけです。
しかし、一次情報を届けなければならない人にむけて、一次情報を届け努力をしていない人が(企業が、行政が)いるように思います。
そしてどこか受け取る側も一次情報の「度」を誤解しているようにも見えます。企業の発信よりもGoogleの検索結果を正しいと思ってしまうような気配です。それは違います。
一次情報をもっと発信側も受信側も求めていくことが
これから本当に必要だと思います。
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