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阪清和が発表したミュージカルに関する劇評をまとめました。ジャニーズ関連のミュージカルはここには収容しません。音楽劇を入れるかどうかは作品ごとに判断します。
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2022年5月の記事一覧
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劇団四季のクリエイティビティ―あふれる挑戦。壮大なメッセージ性と究極のエンターテインメント性を獲得した仕上がり…★劇評★【ミュージカル=バケモノの子(2022)】
「クールジャパン」が本当に世界で受けているのかは近年かなりあやしくなってきたが、世界で最も成熟したアニメーション市場を持つのが日本であることは、漫画やアニメ、エンターテインメントの世界を長らく取材して来た私には確信がある。いちいち例は挙げないが、多くの作品には哲学的なテーマ性と深遠な奥行きがあり、単なる子どもだましや、見ていて楽しいだけの作品は少数派に追いやられている。もっと言えば、消費行動が成熟している以上に、創り手と受け取り手の関係性が成熟の度合いを強めているのだ。作者
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