「なんで?」の繰り返しで、不要な価値観を捨てる
こんにちは、セブンフードスタッフDです。
今回は「心の断捨離」について書いていこうと思います。
9月も半ばに差し掛かり、これから冬に向けて少しざわざわした日々を送ることになるかもしれません。
気温が下がると体調を崩しやすくなったり、わけもなく寂しくなったりするのがその例。
来るそんな時期に備えて「心の断捨離」を行ない、不要な価値観を捨てて準備をしておこうというのがセブンフードの現在の方針です。
ミニマリストの方が増えていっているように、心もシンプル化していきましょう。
不要な価値観とは何か
「心の断捨離」は、不要な価値観を捨てること。
不要な価値観とは、一言でいうと「自分を苦しめていること」。
例えば
・すぐにイライラしてしまう
・物事をつい後回しにしてしまい、あとで苦労することがよくある
・ネガティブ傾向で気分が落ち込みがち
・ついお金を使いすぎて、あとで後悔することがよくある
・人に対して素直になることができずモヤモヤする
などなど…それがあることで嫌だ・苦しいと思うけれど、自分の中に根付いてしまっている思考や行動。
これを捨てることで、心の状態をフラットに整えます。
心の断捨離は簡単じゃない
とはいえ、不要な価値観を捨てることは時間がかかります。
不要なモノはゴミ捨て場にもっていけば物理的にすぐに捨てられますが、不要な価値観はそうではないからです。
お金遣いが荒い人が次の日には倹約家になれないように、よほど強固な意志を持っている人でない限り、自分に根付いているものをすぐに捨てることはなかなか難しい。
心の断捨離は、
・不要な価値観を知ること
・その価値観に付随した行動の原因対策をすること
・それを継続すること
というように、習慣化するまではなかなか骨が折れるもので、大抵の人はめんどくさいしイライラすると思います。
不要な価値観を捨てるメソッド
不要な価値観を捨てるために、自分を苦しめていることの原因となる行動をやめていきます。
1:自分を苦しめていることを明確にする
先述したような「自分を苦しめていること」を紙に書き出します。
スマホやPCのメモでもOKですが、個人的には紙への書き出しがやりやすいのでおすすめです。
2:「なんで?」を集める
自分を苦しめていることに対して、できる限り細かく「なんで?」と原因を考えて、それも紙に書き出していきます。
3:原因となる行動を考える
2の原因となる行動を考えていきます。そして、その行動をやめていきます。
4:やめることを「続ける」
おそらくここが一番難しいところなのですが、やめると決めた行動を「やめ続ける」ことで習慣化していきます。
折角考えたことでも、1週間もすれば忘れてしまうのが人間です。
また、習慣を変えることへの忍耐に苛立ちに耐えられないのもよくあることです。
これまで根付いてきた考えや感情をなくしていくには、時間がかかることを織り込み済みにしておいたほうがいいかもしれません。
心の断捨離の効果
不要な価値観を捨てるのは、とても大変なこと。
ここまでいろいろ書いてきたセブンフードスタッフDも、社会人になってから何十回と挫折をして、今も捨てられていない不要な価値観が多いので、その難しさを身に染みて感じます。
そんな中で一つだけ、捨てられた価値観がありました。
それは「他人といなければいけない」というものです。
もともとあまり社交的な性格ではありませんが、ひとりでいるとどんどん世間から置いて行かれるような気がして、そこまで乗り気ではない休日の誘いに参加しては疲れる、ということを繰り返していました。
疲れていることが直接的な原因なのかはわかりませんが、そのころは本当に仕事でミスばかりで、多いときで1週間に2~3回やらかしていました(今思い出しても血の気が引きます)。
でもそのときは、疲れの原因が「他人といること」ということを理解しきれていなかったのです。
そのとき「自分を苦しめていること」は慢性的な気疲れでした。そしてその気疲れは、気乗りしない誘いにのっていることが原因でした。
それに気づいてからは、乗り気でない誘いは断ったり、ひとりでいるときは不安を感じないようにするために何かしら頭を使うことをしてみたり…という行動を続けていきました。
そうしているうちにひとりでいることを肯定できるようになり、「他人といなければならない」という不要な価値観もなくなっていました。
その結果慢性的な気疲れも和らぎ、疲れを背負ったまま仕事をしてミスすることも減っていきました。
これは「私にとっての」不要な価値観なのですべての人に当てはまるわけではもちろんありませんが、自分にとって捨てるべき価値観は持っていても悪循環になるだけだな、と感じた出来事でした。
行動がシンプルになると心もシンプルになるし、その逆もしかりです。
心の断捨離でゆとりをもって物事に対応していけるようになると、それはとても良いことですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。