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勝つための努力の仕方

今日は、私の専門学生時代の話を聞いてください。

高校生のとき大学受験に失敗した私は、留年するのがダサくて恥ずかしいと感じていたため、まだ願書提出が間に合う医療系専門学校を受験し進学しました。

その大学受験に失敗したというのも、実は歯学部(ホントは本命:医学部だったけど落ちてすべり止めの歯学部)の合格を得ていたのですが、シングルマザーだった我が家はお金に余裕がなく、6年間も歯学部に支払う学費が工面できないとの事で、泣く泣く入学を辞退しました。

そもそもお金がないなら、、、母は私がまさか受かるとは思っていなかったんですかね?笑

歯学部6年間で3,000万円、比べて医療系専門学校は3年間で400万円。我が家ではコレが精一杯だったんですね。きっと。。。

大人になってから分かりましたが、仮に貯蓄も学資保険も奨学金も無いとなると、ここの歯学部だと年間500万円、月にして40万円以上の余裕が無いとダメなんですね。しかも田舎から上京するから仕送りとか含めるとさらに+10万円以上( ´Д`)末恐ろしい(汗)

世の中の医学部・歯学部に通う学生の親御さんは一体いくら稼いでるんでしょうね笑

まぁまぁそんなことはさておき!

専門学校とはいえ3年後の卒業の頃には国家試験が待ち受けてる訳ですよ!

幼少期に通っていた公文式のおかげで勉強は好きだったので、毎日毎日慣れない解剖学やら生理学やら勉強していました。

最初が1番ツラいんですよね。

聞き慣れない単語がズラズラと並ぶわけですよ。

橈側手根屈筋の起始停止は上腕骨内側上顆から第2.3中手骨底(掌側)で支配神経は正中神経(C6.7)で...。

まず何言ってるか分からない訳です笑

たぶん解剖学を知らない方たちは、その筋肉どこ!?に留まらず、その漢字どう読むの!?から「?(はてな)」が出てくるんじゃないでしょうか?笑

そんなこんなで必死に頑張って勉強し、1年生の夏休みです。

実家に帰省した際に母からこんな事を言われました。

「学校辞めて帰ってきなさい。」と。

「は?なんで?」
「まだ入学して4ヶ月よ?」

実は母は、離婚した父が作った借金返済をしていて、我が家は貧乏レベルでお金の無い家だったんです!!!!知らなかったー!!!

そんなにウチはお金の無い家だったのか。。。

そこで私は。。。

「うん。分かった!帰る!」
とは言わず。

「じゃ学費も仕送りも自分で稼ぐから大丈夫!なんとかするから。」

と言ってしまった訳です。

ええ。正直何の策もありません笑
ただ、とにかく働くしかないと思いました。

7月の夏休み序盤に帰省し、地元の友達と遊びまくる計画でしたが即刻一人暮らしのアパートに戻り、求人誌を漁りまくって面接を重ねました。

1日で辞めたバイトなんかもあったんですが、最終的に定着したのが接客業とパン工場でのバイトでした。

日中は学校。
夕方から夜まで接客業。
深夜から朝方までパン工場。
そしてまた学校。

平日5日間はこの繰り返しです。

若かったので寝なくても元気元気!笑

今やれと言われたら死んでしまいますね。。。

兎にも角にも、そんな生活を社会人になる直前の3月までずーっと続けてました。実に2年半です。

当時の私のバイト代は月30万円程度でした。金額だけ見ると立派な社会人です!笑

おかげさまで学費も生活費も賄うことができたのでそれはよかったんですが、、、

いやいや。

私の本分は学業!
国家試験もあんのよ!

こんな事やってたら勉強する時間の確保がそもそもないので、学業の方は授業中にインプットして、休み時間にアウトプットして、の繰り返し。

1分1秒とも無駄に出来ない!
と必死こいてましたね。

これもまたおかげさまで、国家試験もチョー余裕でした。試験受けてる最中も「あ。こりゃ受かったわ。」とイキがりながら問題解いてました笑

無事に国家試験を有して就職することが出来たのですが、社会人になって最初に思ったこと。

「え?もう仕事終わりですか?」
「は?家に帰って寝ていいんですか?」
「大人ってこんなに余裕なんですか?笑」

最後のは少し調子に乗ってますが、ホントにそう思ったんです。

『かわいい子には旅をさせよ』

ということわざがありますが。
それを感じられる貴重な20代での経験でした。

【教訓】
ツラい事や苦しい事から逃げるな!



ではなくて。

誰かが言ってました。

人生で「100」の努力ができるとして、例えばその配分が例えば20代で「20」、30代で「20」、40代で「20」・・・と、そんな努力の仕方では成功しない
。稼げない。

出来るだけ若いうちに「90」の努力をすることが成功者の努力の仕方だ!

私はこの言葉に胸打たれましたよ。

でもこれは決して、20代のうちに「90」の努力をしろ!と言うことではなくて。

できるだけ若いウチに「90」の努力をしろってことです。

あなたにとっての1番若い時っていつですか?

...今でしょ!笑

そうです。
変わりたい!成功したい!と思った今が1番若いんだから、今「90」の努力をする時です!

私は幸運なことに20歳そこらで「90」の努力をしてきましたが、その後28歳頃まで人生の暗黒期を迎えて一度地に落ち、腐っていきます。

「仕事なんてしたくねー」
「早く帰りてー」
「寝ながら稼ぐ方法ねーかなー」

あっという間に「90」の努力貯金は無くなっていきました。

それでも今、ハイブレッドワーカーで幸せに働きながら稼いでいる自分があるのは、やはり変わりたい!と思ったその時に再度「90」の努力をしたからです。

私のそのタイミングは最近で言うと。
2014年、2019年、2024年でした。

はい。そのタイミングは何度も訪れます。
自分のステージが上がるに度に。

そのときに「20」の努力をするのか
はたまた「90」の努力をするのか。

その話はまた別な機会に。

【教訓】
努力の配分は最初に「90」!
年齢は関係なく今が1番若い時だ!
それが成功する秘訣だよ。

では、また!

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