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続 ステイホームで38歳が初めて私小説を書いてみたが、なかなかカオスな展開になった件 【あらすじとあとがき】

人生で二番目の作品を書き終えました。
35000字くらいでした。

読んでいただけた方々、noteのみなさまいつもお世話になり、ありがとうございます。感謝です。

全部スマホで打ったので「書き終えました」は、なんだかしっくりきません・・・「タップし終えました」とかですかね。

はじめての作品「純文学を書いてみた」は10年くらいの構想のなかで形にしてから順に分けて発表しましたが、二作品目は場当たり的に、書いて発表して、書いて発表してを繰り返しました。繋がりや脈略はなかなか定まり難かったかもしれません。

構想は最初に最低限決め、あとは風任せ‥‥のような。

あらすじです。

主人公の僕(湊-みなと-)が原因不明の脱毛症におそわれます。

混乱と恐れです。

髪の毛が抜けるという奇妙な現象のなかで、もがき苦しみながら、治療に行った皮膚科の坂下という女医と親しくなります。

ぼっちのかりそめの安息です。

また、バンドマンの湊は、偶然ライブで聴いたある少女の歌に引き込まれます。理世という名の彼女は、なんと自分と同じ「生きにくさ」をもっていました。先天的に髪の毛がなく、ウィッグをつけていたのです。

生物的な感覚と慰め、憧憬の念でしょうか。

そのうち女医の坂下が自らの体調不良のためクリニックを閉院してしまいます。湊の髪の毛は抜け続け、彼はある決意を固めます‥‥‥。

最初から最後まで主人公の情念と思考が定まらずに彼が生きたお話でした。

最後に、坂下が末期ガンでホスピス治療を受けていることが分かります。抗がん剤の治療で、髪が抜けていたのです。

湊にとっては衝撃的だったことでしょう。

終章では、ぼんやり二つの世界が描かれていますが、ハッピーエンドではありませんでした。


さて、ホントに読んでいただけた方々ありがとうございます。

自作品肯定感が低いのが課題です。

広辞苑で私小説を調べると・・・

①小説の一体で、作者自身が自己の生活体験を叙しながら、その間の心境を披瀝していく作品。大正期に全盛。心境小説ともいわれ、多分に日本的な要素をもつ。方丈記・徒然草の日本文学の伝統が末期自然主義文学の中にめざめたものとも考えられる。
②イッヒ・ロマンの訳

もっと勉強したいと思える二作品目でした。
次回はサスペンス?コメディ?ラブロマンス?

最近、初めてのサポートをいただいたり、オススメしていただいたり、ホントにありがとうございます。

皆様に感謝です。

mogelog3




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