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福祉を駆使して生きる障害持ちニートの話【ニート株式会社】
①厚生年金はちょっとお得
たまたまの出来事だが初めての精神科通院は社会人になってからだった。
これが何を意味するのか。分かる方にはお分かりいただけると思う。
そう、障害年金を基礎ではなく厚生年金としていただくことができるのだ。
簡単に説明すると厚生では貰える額も違うし3級から受け取ることができる。
私は障害年金を受け取りそのお金を実家に入れたり資産運用したり、買い物等に当てている。
初めは学生で発達障害の自助グループに通うこともあったが、通院自体は社会人になって病んでからが初めてだ。
②傷病手当と失業手当の話
適応障害、ASD、ADHD疑いと言われ、傷病手当と失業手当を貰った。障害手帳を持っていると失業手当が貰える期間が伸びるのだと聞いた。
4月入社で退職が2月だった。退職時期をずらせば失業手当が1年弱貰えたかもしれないというので、そこはミスだったと思う。
③自立支援医療と訪問看護の話
私は統合失調症を患っている。1ヶ月に一度通院しなければならない。
訪問看護も使っている。
それは自立支援医療を使いながら医療サービスを利用することで1割負担かつ上限を超えたら超えた分は無料で活用できる。
訪問看護では時間が余ればおしゃべりをして過ごすこともできる。
話し相手に飢えた私にとっては嬉しい。
もちろん自分の状態も見て記録してくれているのでありがたい。
④ニートには孤独がつきものだ
友達がいないから余計に引きこもり状態になってしまうニートも多いだろう。
そんな時に役立つのが地域活動支援センターだ。ただ通ってアニメを見たり雑談をしたりしてダラダラと過ごすだけなのだが孤独を防ぐのと毎週どこかに通所することに意味がある。
長時間喋り相手がいるというのは良いものだ。
また、記録帳に今日の過ごし方を書いてくれる。体調が悪かったり遅刻したりしてもそれが記録になるので助かっている。
作曲や動画、文章などの制作物を見せると読んでくれるのでそれも嬉しい。
⑤バス券
自治体にもよるが障害者は無料バス券が貰えたり、半額で利用できたりする。バス券においては期限が切れると使えなくなるので早めに役所に行くのが良い。
⑥B型事業所の光と闇
私はクリエイティブ系のB型作業所で作曲の勉強をしている。
わずかながら工賃も発生するし、無料の昼食が出る。
本当ならば作曲のスクールに通ってお金を払うべきところをお金を貰いながら学べているので感謝しかない。
ちなみに事業所には国か自治体かなにかからかなりのお金が出ているそうなので、そのお金をそのまま私にくれればすべて丸く収まるのに…と思わなくもない。
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