短詩集⑲

1.私に「たったひとり」がつくことはない
2.膨らむ想像の圧力で心が潰れていく「わたしがいなくなっても」
3.空っぽの心なんて欲しがる人はいない
4.井戸の底確かめる 貞子がまだ寝てるかどうか
5.ただ道連れを求める心など隔離した方がマシ
6.会いたい人は誰もいなかったけどいつか誰かに会いたいと思ってきた
7.全部幻だって思ってるけど この誇りぐらいは死ぬまで守りたい
8.無知を言い訳にしないためそれを前提に生きる
9.無欲など目覚してなるものか 欲こそ生きる要 孤独への希求さえ

=======夜明け========

10.命をかけてこの一瞬に あなたの今が全部欲しい
11.自分殴った血塗れの拳 あなたがそっと撫でてくれたから
12.優しさを梯子してもいいでしょう 辿り着きたい場所があったから
13.「愛」がただの言葉なら 一生君のために定義し続ける
14.全部捨てて私に会いに来て 世界の果てで生まれ変わるため
15.コインランドリーデビュー戦 200円の冒険
16.人見知りを許されなかった私の心が纏った拒絶
17.君のナルシシズムに吸い込まれた僕の皎潔
18.孤独と共にそれを遂行する覚悟を決めてはじめて協調が始まる

あとがき
前半は夜に、後半は日が昇ってから書いたので分けてみました。夜が暗すぎる(笑)

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