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普段から「上の人の視点でものを見る」ことも大事だと痛感した話

先日、部下が突然来なくなり、仕事量急増でテンパってしまい、人間は準備と余裕が大事だというお話を書きました。

今度は上司が突然来なくなる事態に襲われました。

課長の子どもの小学校で感染者が出て、当面自宅待機だそうです。

1日くらいの休みなら業務に支障はありませんが、2日以上休むことは今までなかったので、完全に想定外でした。

当然、課長が不在時の仕事は、二番手である私がやることになります。

承認・決裁系の仕事は、普段から代理でやることもあるので問題ないのですが、会議への代理出席などは経験がありませんでした。

普段から念入りな準備をして仕事に臨むスタイルの私が、当日当然会議に出席して発言をしなければならなくなったことで、めちゃくちゃテンパりました。

でもこれ、こうなる事態を想定していなかった私が悪いですし、むしろいい経験になるのではないかと思い、引き受けました。

呼吸法で心をしずめ、落ち着きを取り戻し、短時間で準備し会議に臨みました。

結果、経理責任者代理として伝えるべきことを伝えることができました。

今は自分を成長する機会を与えてくださったことに感謝の気持ちです。

とまぁ、うまくいったのですが、やはり日頃から誰かが突然来なくなることを想定しておくことが大事ですね。

そして、普段から上司の視点(視座)でモノゴトを考えることも大事だと気づかされました。

自分は課長代理なのだから、不在の時は当然その仕事をしなければならないのです。

よって、普段から「自分が上司だったらこうする、こう説明する」という風に考えるクセをつけておけば、いざとなった時に難なく行動できますし、昇進してもその職位に相応しい仕事が自然とできるのではないかと思います。

課長に昇進してから課長の勉強を始めるのではなく、常に課長の視点でものを考えておくことで、その言動などが少しずつ課長に相応しいと周りから思われるようになり、自然と昇進するのが理想だということです。

これは合氣道の師範もおっしゃっていました。

上位の者の横で勉強する(学び取る)機会はたくさんあるのだから、ぼーっと言われたことだけをやるのではなく、何事も常に上を目指して自分を(視座を)高めていく姿勢が大事であると。

そんな気づきやチャンスを与えて下さった上司に感謝いたします。


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