【イノベーションスキルパスポート2024】採択者インタビュー:石井 晶子
2024年9月29日(日)に、県内事業者による事業の持続可能性向上を目指し、仮説検証の方法から営業戦略まで一体的に学ぶことができる新規ビジネスコンテスト「イノベーションスキルパスポート 2024」の最終プレゼンを開催します!
このブログでは、その最終プレゼンに駒を進めた7組の採択者を順番にご紹介していきます!
今回紹介するのは、石井 晶子さんです。
もっと話を聞きたい!応援したい!と思った方は、ぜひとも最終プレゼンにもご参加ください!
◯自己紹介
◾️石井 晶子 /Syoko Ishii
言語聴覚士の資格を持つ。総合病院で18年勤務後、2022年にえんで合同会社を設立。
地域の人々が病院にかかる前に自らの専門性を用いた関わりによる社会貢献を目指す。
現在は自治体市の連携事業、介護スタッフ研修、家族支援や自主イベント等を中心に活動中。
◯今回コンテストに参加した理由・背景は?
イノベーションスキルパスポートは、ビジネスプランのブラッシュアップだけでなく、様々な勉強の機会になると思ったからです。
一昨年の瀬戸内チャレンジャーアワード2022に挑戦する機会をいただき、大きな学びが得られました。その後起業してからも、Setouchi-i-Baseで関わりがある方々に大変お世話になってきました。
起業し二期目の終盤、新しい段階に向けて動かなければならない時期と感じています。私自身、営業やプレゼンが得意ではないので、これらの能力をより高めていきたいと考えています。
◯どんなビジネスプランを考えていますか?
今回掲げたビジネスプランは「かお・くち・のどのセルフケアの伴走支援を提供する」というものです。
病院や介護施設に限らず、日常生活の中で自分の健康や機能を維持・改善するための知識やサポートを専門的に提供し、特に「笑うこと」「食べること」「喋ること」に焦点を当てています。これらは人間の生活の基礎であり、健康や幸福に不可欠な要素です。しかし、これらの機能は加齢や病気によって衰え、最終的には生活の質を大きく損なう可能性があります。
そのため、セルフケアを通じてこれらの機能を維持するための知識を広め、自らの健康を意識的に守ることを促進する伴走支援を行います。「笑うこと」「喋ること」が将来的に「食べること」にも関連し、これらの力を維持することが、健康寿命を延ばすために重要だと考えています。
40代からも機能の衰えが始まるといわれているため、幅広い世代に対してもセルフケアの必要性を伝えています。若い世代についても、コロナ禍やコンピュータの利用によって口や喉の機能が弱まっている人が増えている問題があるため、同様にアプローチしていきたいと考えています。
◯ビジネスプランを実現する手段として、なぜ起業を選ばれたのですか?
言語聴覚士として18年間病院で勤務する中で、患者が「食べること」ができなくなる場面を多く見てきました。コロナ禍では感染対策や人手不足も影響し、患者の家族とのコミュニケーションやサポートが十分に行えない状況が増えていました。
この経験から、「どうすればもっと患者や家族を支えることができるのか」「元気なうちからできることはないのか」と考え、起業という選択肢に目を向けました。
困っている方の助けになり、安定していた職業である病院での仕事はやりがいもあり、尊敬する先輩がいたので組織で働くことにも抵抗はありませんでした。しかし、「いったん外に出て、自分がやりたいことに挑戦してみたい」という好奇心と意欲が、起業を選択する大きな理由となりました。
◯最後に今回の意気込みをどうぞ!
生きる土台である、わらう・たべる・しゃべることを意識し大事にする習慣には価値があることだと、皆さん一人一人に少しでも思っていただけるように、これから資料や話し方をブラッシュアップしていきます。当日伝えたい事が伝えられるよう頑張ります。
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いかがでしたでしょうか?
「採択者のことをもっと応援したい!」と思った方はぜひ9月29日(日)にSetouchi-i-Base(情報通信交流館BBスクエア)にて開催する「イノベーションスキルパスポート」へご参加いただき、採択者の熱いプレゼンをお聞きください!
◆◆◆イノベーションスキルパスポート◆◆◆
日程:2024年9月29日(日) 14時-17時
場所:Setouchi-i-Base(情報通信交流館BBスクエア)
以上です!
興味のある方は、詳細・お申込みページよりご確認ください!