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【開催レポート】スタートアップウィークエンド高松

こんにちは!Setouchi-i-Baseコーディネーターの池嶋です!

この記事では、2021/3/5(金)~/7(日)に開催した「Startup Weekend 高松」の、当日の様子をお届けします!

イベント概要

【日時】
3/5(金)18:00~21:00
3/6(土)10:00~21:00
3/7(日)10:00~20:00

【参加費】
学生 早割:3,000円
学生 通常:4,000円
社会人 早割:5,000円
社会人 通常:6,000円
最終日の見学&懇親会参加チケット:1,980円

【場所】
Setouchi-i-Base


Startup Weekend とは?

週末の3 日間 で アイデアを形に す るスタートアップ体験イベントです。NPO法人Startup Weekendが「起業家を育成することにより世界をより良くすること」を使命に、起業家を志す方々に「やってみて学ぶ 」起業体験の機会を全世界にて提供しています。これまで全世界で1,500都市以上、150ヵ国以上で開催実績があり、この場から 45,000以上のスタートアップ、そして 360,000人以上のアントレプレナーが誕生しました。日本では北海道から沖縄まで25都市以上で展開し、全国で年平均50回を開催しています。またこのイベントは、コーチもジャッジもスタッフも全員がボランティア。スケジュールも全世界共通となっており、参加者は以下の流れで濃密な3日間を走り抜けます。


Day1

金曜日の夜に開幕したスタートアップウィークエンド高松。

参加者は中学生や大学生、そして起業経験者だけでなく学校の先生や会社員などなど、約20名の方にご参加いただきました。


Setouchi-i-Baseのホール(BBスクエア)にて、まずはチェックイン。

ファシリテーターの中本さんから、全世界で開催されているスタートアップウィークエンドの想いや、このイベントに参加するにあたっての心構えなどお話いただきました。

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次にアイスブレイクです。キーワードを組み合わせて即興でアイデアを生み出す練習を通じて、徐々に場が温まり始めます。

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いよいよ参加者によるアイデアピッチの時間です。

全員A4の白紙1枚に、その場で考えた自分のアイデアを書き込み、1分間のピッチに想いを込めます。

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ピッチ後は参加者同士で議論を交わし合います。

1分で伝えきれなかったところを熱弁する人や、お互いのアイデアに刺激を受けて「一緒にやりましょう!」とパートナーに出会えた人など、会場は熱気に包まれました。

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そして、共感するアイデアに投票を行います。


その結果を経て、3日間を一緒に過ごすチームが結成されました。

今回は合計4チームが誕生し、それぞれの連絡先交換などをして、初日が終了。


明日からはいよいよ本格的なアイデアを作り込みが始まります!


Day2

Setouchi-i-Baseのオープンと同時に、参加者が集います。

ファシリテーターから、各種連絡事項と2日目にあたっての心構えについて説明があり、いよいよチームに分かれてのアイデア創りです。

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各チームで昼食をとり、午後からはコーチングが始まります。

今回のコーチはSetouchi-i-Baseのコーディネーター3名が担当。

それぞれ起業や新規事業の立ち上げなど様々な経験から、参加者たちのアイデアにしっかりとアドバイスをしていきます。

<コーチ(敬称略)>
・横田 喜勉(Setouchi-i-Baseチーフコーディネーター)
・荒木 優衣(co-ba takamatsu コミュニティマネージャー)
・山下 晶子(中小企業診断士 / ITコーディネーター)

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いいヒントをもらって「突破口が見えた!」とテンションがあがるチームもある一方で、コーチからの鋭いフィードバックを受けて「完全に白紙になりました、、、」と抜け殻状態になっている人もいました。笑


画期的だと思っていたアイデアが実は既によくあるものだったり、社会のニーズだと思っていたものが自分の思い込みだったり・・・


他人からフィードバックを受けて良い結果が得れなかったとしても、そこで得た学びはとても大切なものだと思います。これこそスタートアップウィークエンドの醍醐味です。


2日目の午後はとても苦しい時間帯。でもここを乗り越えてこそ、何物にも代えがたい達成感と爽快感にたどり着けます。

さぁ、果たして今回の参加者たちは、無事に走り切れるのでしょうか!?


Day3

最終日はいよいよカタチになったアイデアを審査員に発表する日。

だからこそ、そろそろスライドの作成を・・・と思いきや、まだまだアイデアが出来上がっていないチームが多数!

そこで登場するのが、ファシリテーター中本さんです。

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アイデアを他人に話すことの価値を体感した参加者たちに、もう一歩アイデアを進めるためのコツを伝授してもらいました。

それは顧客インタビューです。

自分達のアイデアが、本当に人々に求められているのか。それを確かめる最も簡単な手段であり、非常に有効な方法です。

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3日目の昼食時間、いつもならランチを楽しむ人で埋まるSetouchi-i-Baseの飲食スペースから、参加者が消えました。笑

Setouchi-i-Baseは高松駅から徒歩1分の立地であり、また当日はビルの1階で日曜マルシェが開かれていたことから、幸いにもインタビューさせてもらえる人には困らなかったようです。


そして、気づけばもう夕方。

頭がオーバーヒートするほどアイデアと向き合い、仲間と白熱した議論を交わし続け、最後には外に飛び出してアイデアを磨き上げた参加者たち。

自分達の創りあげたアイデアを5分間のピッチに込めます。


いよいよ最後の発表です。

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今回の審査員は、香川県で活躍されている経営者の方々にご協力をいただきました!本当にありがとうございました!

<審査員の皆様(敬称略)>
・真鍋 康正(ことでんグループ 代表)
・真鍋 有紀子(富士建設株式会社代表取締役)
・松本 伸也(穴吹興産株式会社 執行役員)

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4チーム全ての発表が終わりました。

そして、結果は・・・


チーム「犬」が優勝!!!!

幼い子供の興味関心が可視化されておらず、親が一方的に機会を提供することから生まれる家庭内の不協和音を、アバターを用いた学習支援アプリケーションを通して解決するアプリを提案しました。

実際にチームメンバーの中に中学生男子が加わっていたことから、彼の悩みを解決するサービスの昇華へと繋がりました。また親御さんへの顧客インタビューからアプリ設計まで行動も高く評価されました。

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このチームは、中学生×大学生×公務員×フリーランスと全く異なるバックグラウンドの4人だったので、最初は「意見まとまるかなぁ、、、」と心配していたのですが、それぞれの得意不得意を補い合い、バラバラの視点を上手に活かし合いうことでアイデアが磨き上げられていきました。そのチームワークは本当に素晴らしかったです!


そして、最後は懇親会。

香川で活躍するフードコーディネーターにケータリングを依頼し、彩りが華やかで美味しいお食事を用意してもらいました。

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ただ参加者は食べるのをそっちのけで、コーチやジャッジに向かってダッシュ!笑

自分達のアイデアに対するフィードバックや、ビジネスの考え方や経営者ならではの視点など、様々なアドバイスをもらっていました。

実際に活躍されている経営者の方とお話する機会は本当に貴重なものだと思います。参加者たちがその機会を熱心に、そしてどん欲に自分の学びに変えている姿を見た時「このイベントを企画してよかったー」と本当に嬉しかったです。

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(めちゃくちゃ余談ですが、記念撮影のポーズはチーム「犬」の発案なのですが、これ・・・絶対に猫よね。笑)



まとめ

こうしてSetouchi-i-Baseで初開催したスタートアップウィークエンド高松は無事に閉幕しました。

しかし、ここで終わりではありません。このイベントは、香川県のスタートアップコミュニティを盛り上げる、いわばスタートです。

今回の参加者から、本当に起業する人が何人いるかわかりませんが、Setouchi-i-Baseコーディネーターとして、しっかりと皆さんに寄り添い、想いの実現に向けて伴走していきたいと思います。


最近は香川でも起業を志す人が増えてきました。

また起業家精神や起業家の考え方は、会社員や学生でも日々の活動の中で非常に役に立つものだと思います。

今後もこういった機会をどんどん作っていき、香川のスタートアップコミュニティを盛り上げていきたいと思います。


このブログで興味を持っていただけた方は、是非また次回にご参加いただけると幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします!


以上!スタートアップウィークエンド高松の開催レポートでした!

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