アテンダント
あなたはいつも遠くを見ていた
でもその横顔がとても好きだった
子供のように設計図を書く
そんなあなたをずっと見ていた
出来れば一緒に飛び立てたなら
どんなに幸せなことだろう
あぁこのまま空に溶けてしまいたい
坂道を下る後ろに乗せられ
揺れる自転車 吹き抜ける風
子供のように怖くて目を瞑る
そんな私の手を握って笑う
出来れば一緒に連れて行きたいと
どこまでも一緒に行きたいと
あぁこのまま背中に溶けてしまいたい
日に日に険しくなる横顔
私は透明人間になる
日に日にため息が増えていく
それでも私はここにいるよ
真っ直ぐに見つめられるなら苦労はない
真っ直ぐに手を繋げるなら後悔はない
それでも足は震え
そして空に目が眩む
小さな鼓動が高鳴り
そして世界は無音となる
本当は高く飛ばなくてもいいと思った
惜しかったねって笑えればそれで
そんな私をどう思うかな
そんなあなたはどう思うかな
でもあなたはいつも遠くを見ていた
その横顔がとても好きだった
子供のように設計図を書く
そんなあなたをずっと見ていた
出来れば一緒に飛び立てたなら
どんなに幸せなことだろう
あぁ私は風になりたい
日に日につらそうなあなたを
私は見ていることしか出来ない
日に日に眠れなくなるあなたの
手を握ることしか出来ない
真っ直ぐに見つけられるなら苦労はない
真っ直ぐに伝わってくれるなら後悔はない
それでも足は震え
そして空に目が眩む
小さな鼓動が高鳴り
そして世界は無音となる
本当は遠く飛ばなくてもいいと思った
惜しかったねって笑えればそれで
でも今は早くあなたに会いたい
ずぶ濡れのあなたを抱きしめたい
だからもっと もっと 飛べ 飛べ 飛べ 飛べ