影で見守ってくれる存在。
一昨日、じぶんが所属しているオンラインサロンのコルクラボのイベント活動後、参加したメンバー数人と渋谷の居酒屋で飲んで雑談をした。
お互いに、その日のイベントの感想、コルクラボに入った理由や入った時のラボの状況がどんなだったかとか、じぶんの性質についてなど、色々話をした。
店を出る前に、メンバーの1人が、ぼくにこんなことを聞いてきた。「奥さんに、会社辞める時になんて言われた?」(たしか、こんな質問だったような気がする)ぼくは、答えた。
「ぼくが楽しそうに仕事してるように見えないから、会社を辞めてもいいんじゃない」(たしか、こんなニュアンスで答えた気がする)
これが、奥さんのことばだ。
奥さんと結婚して、5年ほど経つ。お互い共働きだった。子供はいない。賃貸アパート住まいの東京暮らし。
家賃や光熱費などは、お互いが月々交代で各々の収入から支払っているけど、基本じぶんが必要と思うものは、独立採算制だ。
外食やスーパーの買い物は、特に取り決めはなく、どちらかが気づいた時、その時の状況にあわせてお金を出して対応する。額が大きい買い物や旅行費用は、どちらかが代わりにまとめて支払って、後で別の支払い(家賃など)で相殺する。
このスタイルが、ぼくら夫婦にとって、しっくりきている。
前回、1年の振り返りでも書いたが、ぼくは、2018年6月から会社を辞めている。奥さんは働いているけど、ぼくは毎日仕事をしないで、その日やりたいと思ったことをやっている(実際は、考えることや悩むことも多い)収入有無に限らず、仕事なのか遊びなのかわからないこともしている。
幸い、20代から仕事を辞めるまで、がむしゃらに働いて、あまりお金も使ってなかったから、多少貯蓄があった。ぼくは仕事を辞めるまで、貯金意識が高かった。
結果的にお金を貯めておいてよかったと、今更ながら思う。
貯金を切り崩しながら、今まで通り、家賃や生活費をじぶんで支払っている。いつまで切り崩していけるかは、正直不安だけど。
仕事を辞めて、約半年経つ。この間、奥さんから「仕事いつから再開するの?」とか「これからどうするの?」とか、一度も言われたことがない。たまに、「今、楽しい?」と聞かれる。
彼女なりの気遣いなのかもしれない。
じぶんの奥さんを率先して褒めるのは、少し違和感を感じるけど、影ながら見守ってくれる存在がいるのは、安心する。
ありがとう。