#46 火まつりに行く
「お薬師さん(あめんぼう祭)が終わると冷えるようになる」と昔から瀬戸では言っていますが、やっぱり寒く感じる日が増えています。秋が一気に深まります。
今日は市内のお寺(慶昌院)さんの秋葉大祭「火まつり」に出掛けてきました。しっかりご祈祷を受け、御札を授かってきました。
寒さが増し、火を使うことも増えてくるこの時期はあちこちで秋葉大権現、秋葉神社のお祭りも行われる時期でもあります。
瀬戸では昔から秋葉信仰が盛んです。お寺や神社でもお祀りされています。市内には秋葉町という地名もあります(秋葉神社もある)。
街角の小さな祠でも中をのぞくと、秋葉神社の御札が納めてあったりします。この季節は市内でも大祭の幟が立っているのもよく見ます。
秋葉大権現、秋葉神社といえば火伏のご利益があります。
窯の火を扱う瀬戸の町、火事を防ぐのはもちろん、火を自在に扱えるようにという願いが窯で働く人たちにはあったのでしょう。
ということで、様々な場所で秋葉信仰のお祭りが行われる瀬戸ですが、中でも一番盛大なものがこの慶昌院さんの火まつりじゃないでしょうか。
最近は火まつりの日は境内でマルシェがひらかれていて、それも楽しみになっています。そして何より日も傾く夕方5時からは火渡り神事が行われます。この時間まではいられなかったので残念でしたが、一度は挑戦してみたいとは……ちょっとだけ思います……。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?