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失われた「うつ伏せになって本を読む」時を求めて
小さな体の不調の話はちょこちょこしているが、これはもう自然の摂理というか、ある程度しょうがないことなのだと諦めている。
ただ、もうあれができないのかと思うとかなり悔やまれることもあり、それは夜寝る前、ベッドに入ってうつ伏せになって本を読む、アレである。
そう言われてみれば・・・いつからあの形をとらなくなっていたのか、思い返すとかなり前からだったような気がする。
昔は、本を読むのは寝る前と決めて、早々と本を持ってベッドに入り何時間も読んだりしていたはずなのに、ある時からそれができなくなった。
その動作をとっていると、あっという間に腰が痛くなるのだ。
あれ、なんででしょう。
いつの頃からか、イターっとなったらすぐ横向きになり、またうつ伏せに戻ってとやっていたのだけれど、そのうちもうあっという間に激痛になり、無理無理もう寝よう〜となってしまった。
そして気づくとその痛みが恐ろしくて、ベッドの中で本を読むことはしなくなった。最近それをやるとしたらスマホの電子書籍で読むくらいだけれど、それもあんまり目に良くない気がするのでもっぱら本はテーブルの上で読むようになった。
友人にその話をすると、「え、今頃? それ絶対やっちゃいけないやつだよ!」と。
やっぱり。そうだったんだ。
あれ、好きだったんだけどなあ。ベッドにゴロンで本を読むやつ。
あの時間が失われたと思うとちょっと寂しい。整体とかトレーニングとかでどうにかできないだろうか。どうにかあの時を取り戻したい。
画像は、『EW.Pharmacy』からお借りしたカスミソウ。
カスミソウってどこか時間の象徴のような雰囲気を持っている気がします。