韓ドラアドベントカレンダー 11 「釜山に行きたい」
かつてないほどに韓国ドラマが観られた年でありながら、その結果思うあの場所に行きたい、ソウルに行きたいがかなわなかった一年。
私も最初にソウルに行ったのはドラマがきっかけでした。
シークレットガーデンに出てきた国立現代美術館でナムジュンパイクのテレビ塔を見たり、いろんなドラマに登場した狎鴎亭の辺りを歩いたり、ついでにSMの事務所を確認したりとはじめてのソウルは今でもその空気を思い出すほどです。
それからソウルは随分行きましたが、私にとって再び、あ、この街に行きたいを巻き起こしたのがプサンが美しい背景となっていた
ショッピング王ルイ
ソ・イングクはここではそんなに書いていないです(気がしています)が、「応答せよ1997」で当時の私の心をその肩に乗せてかっさらっていった人です。
Swingsとの「Would You?」はなんだこれ、こんなかっこいいことがあるの、とイケメンですねではハマらなかった男性のアイラインに初めて惹きつけられました。
彼は無骨な役からクール、何でもこなせる器用な俳優だと思いますが、中でもここでやった可愛い記憶喪失(またなのですが、これはまたの中でもかなり楽しめると思います)のルイ役にはやられました。
そしてヒロインへの恋心を意識し始めてからの可愛いこと。
子役出身ナム・ジヒョンの確かな土台のしっかりした演技力から繰り出される涙のシーン、ユン・サンヒョンから振り撒かれる安定のラブコメ。
ナム・ジヒョン、ユン・サンヒョンとの三角関係は、ドラマ史上一番可愛く微笑ましいサンカクの一つではないでしょうか。
何よりカラフルで美しい町の景色がプサンだと知り、「いってみたい〜」と思うこと必至です。