15. シンプルに削ぎ落としたパッケージデザイン
今日のテーマはパッケージのデザイン。商品の顔となるパッケージのデザインについてどのように考え、決めていったかについて、お話します。
「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部とEVERY DENIM(現ITONAMI)のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…?
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています(目次はこちら)
15. シンプルに削ぎ落としたパッケージデザイン
商品タグと同時並行で、パッケージのデザインも検討しました。パッケージは商品の顔、つまりプロジェクト全体を表すもの。せとかわデニムプロジェクトらしいデザインとはどんなものかを突き詰めました。
パッケージを印刷するペーパーの色や材質についても、実際のピクニックシートにペーパーを巻いてみて、馴染むものを選び抜きました。
ペーパー単体ではおしゃれに見えても、ピクニックシートより目立ってしまったり、タグとバランスが取れなかったり・・・。しっくりくるものを見つけるまで何十種類ものペーパーを試しました。
まみこさん
“「かわいい」にもいろんな方向性がありますが、甘くなりすぎると「“せとかわ”らしい」とは言えないと感じていたので、そこを絶対的に守るべきものとして試行錯誤したんです。左右の点線は、セルビッチの赤いステッチをイメージしました。かわいさの中にも、芯と強さのある、せとかわらしいデザインができたと思います。”
注)無駄をそぎ落としたパッケージ
商品説明の文章も、ピクニックシートの特徴をシンプルに掲載。タグから一貫して、無駄のない洗練さ、余白から伝わるものを意識し、作成を進めました。
注)瀬戸内ピクニックシートとパッケージ、タグ。
それぞれ単体ではなく、合わさったときのハーモニーを意識しました。
今日のまとめ
・パッケージは商品の顔と考え、せとかわデニムプロジェクトらしいデザインを突き詰めて検討した
・無駄のない洗練さ、余白から伝わるものを意識した
・パッケージ単体ではなく、商品と合わさったときの見え方を大事にした
商品名、タグ・パッケージのデザインが決定したら、販売方法の検討です。次回のnoteでは、せとかわデニムプロジェクトに合った販売方法を模索した過程について、お話します。
こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!
プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
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