「従業員」やめませんか
youtube【幸せに働き生きるヒント】17回目の今回は、
25~26年前から思っている
「従業員やめませんか」について語りました。こちら。
会社で働くのを辞めようというのではなくて、
①「従業員」という言葉をやめよう。
② 自分が「従業員」だと思うのをやめよう。
そういう意味です。
2008年、2009年にもブログで書きました。
「従業員」から「社員」への単語交代
私は、「従う」という言葉を
人間に対して平気で使っていることに
ずーっと違和感を抱いてきました。
従うって、とんでもない意味だからです。
<従>
従う人、付随的なこと、中心とはならないもの。
<従う>
・自分より強大なもの、
不動・不変なものの権威や存在を認め、
自分の行動をそれに合わせる意。
・後について行く。随行する。
・さからわない。意のままになる。言いなりになる。
命ぜられた通りに行動する。降参する。屈服する。
こんな屈辱的な立場には誰だってなりたくないはず。
なのに、呼称は「従業員」。
・・・おかしくないですか?
言葉は変わっていいものです。
動画の中では、
どもり→吃音(私は隠れ吃音)、
助教授→准教授に、
スチュワーデス→キャビンアテンダント(客室乗務員)
に変更されたという例を挙げています。
なら、「従業員」は?
ほかにも変更となった言葉はたくさんありますよね。
目が見えない、耳が聞こえない、話せないといった
身体的な障害はむかし、ひどい差別言葉で表現されていました。
いまは誰も口にしないでしょう。
なら、「従業員」は?
動画の後半で語っているのですが、
古来から言われている「言霊」(ことだま)の力って
私はあると思っているんです。
まあ、言霊という不思議な表現を使わなくても、
現実的・建設的に考えて、
どんな言葉を言われるかって影響が大きいですよね。
例えば、面倒な頼まれ事をしたときに、
「ありがとう」って言われたらうれしいけど、
「どーも」って言われたら?
言ったほうとしては同じ意味だとしても、
言われたほうとしては
「頼んでおいてそんな言い方はないでしょ」って
思う人が大多数じゃないでしょうか。
このように「言い方」「表現の仕方」って大事です。
また、
「できる、できる、あなたはできるよ」と言われて育ったら、
自信を持てる子に育つ可能性が高いですが、
「ダメだ、ダメだ、なんてダメなんだ」と言われて育ったら?
せっかくの可能性が潰されかねません。
そんなことからも、
「従って仕事をする人」という意味の
「従業員」と言われ続けたり、自分で言ったりしていたら、
「自分は従う人だ」という思い込みが
頭や心のどこかにこびりつくんじゃないかと考えるのです。
もちろん、捉え方はさまざまなので、中には、
「仕事に従いたいから従業員がいい」。
そんな方もいると思います。の
そういう方を否定する気はないし、
それぞれ好きな言葉を使えばいいと思っています。
ただ、この動画をご覧くださって
自分も「従業員」は嫌だと思っていたとか、
言われてみれば同感だという方は、
・従業員という言葉を使わない
・もし従業員だと言われたら「違う」と打ち消す(心の中でok)
これをやっていきませんか。
「従う」ことに染まらないためです。
もちろん会社は大事ですし大切です。
感謝を持って働くことは素晴らしいです。
やりがいの高い、いい会社で働く方々は
よく会社に対する感謝を口にされます。素敵だと思います。
でも、従っているのではありません。
どんなに大きくて有名な会社に勤めても、
小さな無名な会社に勤めても、
私のようにフリーランスでも、
安泰はどこにもありません。
けれども、少なくとも
「私は従っているのではない」
「私の道は私が決める」と思っていれば、
安泰はなくても気概は得られます。
気概があればどんな状況でも生きていけます。
私もそうだし、すべての人が
幸せに働いて、幸せに生きられたら最高です。
そのためにも主体性は大切で、
従うことから主体性は育まれません。
だから私は改めてyoutubeで声をあげました。
従業員やめませんか?
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