8月の中旬を過ぎて、思い出しました。 「ワイキキの海で溺れそうになった話」です。 よかったら、読んで疑似体験していただいて、 もしものときに思い出してもらえたらーー。 ある年、私はワイキキビーチにいました。 泳ぎは好きだし、得意なので、 調子に乗って 体一つでスイスイ泳いでいたらーー あれ? 気づいたときには、遠くまで運ばれていて 周りには誰もいなくなっていました。 ビーチははるか彼方です。 叫んでも聞こえるはずがなく、 ライフセーバーから見える距離ではありません。
今日は、世界中のアパレル関係者のみなさまに 強くお願いしたいこと、 そして、世界中のみなさまに「どう思いますか?」 と、ポケット問題を投げかけたいと思います。 届いてほしいです。 私は長年、女性服(以下、レディース)を着てきました。 素敵な服がたくさんあるので買い物は楽しいです。 自分で作らなくても、お気に入りの服がたくさんある。 ありがたいことだと思っています。 でも一つだけ、 何十年間も不満に思っていることがあります。 それが、ポケットです。 レディースは、ポケッ
みなさんにとって、「いい会社」とは どのような会社のことですか? 約30年にわたって会社取材をしてきた私は、 いい会社の定義として、次の5つを掲げています。 上記の5つを骨格として、 いい会社の性格というか、 「あり方」を考えたときに、 「いい会社とは、人の気持ちがわかる会社のこと」と思うんです。 同じように、 「いい会社を目指すとは、 人の気持ちを分かろうと、努力する過程のことを言う」のだと思います。 人の気持ちが分かる会社は、 社内外のコミュニケーションがよいだ
こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 東京の桜はすっかり満開!🌸 デスクワークの合間にちょこちょこお花見しています。 そんな季節、ちくっと胸が痛む場面に遭遇しました。 桜の大木の下で、小2くらいの女の子が、 地面に落ちた桜の花を拾っていました。 その日は風が強かったので、 きれいな花の状態のまま、たくさん落ちていたんです。 わかるわかる、拾いたくなるよね~。 私は落ちた桜の写真を撮ろうと近づいていきました。 すると、女の子のお父さんの姿
こんにちは! 経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 2020年9月からスタートした YouTube【幸せに働き生きるヒント 】も毎週、地道にアップを重ね、 今日で63回目となりました(半端な数)。 テーマは 「いい会社の共通キーワード」 3,000社の取材をしていると感じます。 とりわけいい会社に行くと、 「あ、ここも似ている」、「ここも」、「ここも」と。 いい会社は個性が際立っているのに、 不思議なことに似ています。 大切にしている本質が共通してい
・かかあ天下 ・うちの財務省は妻 ・女房の尻に敷かれる これらのように、 妻のほうが上、妻のほうがえらいという表現は、 昔から笑いを誘います。 私も普段はこういう話を聞くと ぷっと笑っちゃうんですが、 あとになって、ふと思うんです。 夫で言い換えると全然、笑えない話 になるんだよなーって。 ・夫の天下 ・うちの財務省は夫 ・夫の尻に敷かれる なんかいきなり寒々しい感じになって、 笑うどころかDVっぽい空気になってしまいます。 ここから何が分かるかというとーー、
謙虚なんだけど謙遜しすぎない、 絶妙なバランス感覚の経営者の方々から、 「謙遜しすぎは傲慢である説」を聞くことがあります。 具体的には、 会議の司会や何かのリーダーや、はたまた昇進のときなど、 ある役割を頼んだときに、 「自分にそんな資格があるのか?」と考え過ぎる人がいると。 それは一見、謙虚そうだけれど、 「そんな資格があるかどうか」は他者が決めることであり、 自分で決めるというのは、 自分自身に対しても他者に対しても傲慢である、と言うのです。 人をこき使う経営
誰も私に興味はない 誰もあなたに興味はない って、一見、きついタイトルですが、 自分の役割や立ち位置を考える上で、 大事な観点だと思うのです。 「いまどうしてる?」の罠 twitterをやっている方は周知の事実ですが、 ツイート画面で必ずこう聞かれます。 「いまどうしてる?」 私は当初、律儀に「どうしているか」に応えていました。 だって、twitterは「つぶやき」と言われていますし。 でも、違いました。 まったく、違いました。 これは罠でした(笑)。 私がいまどうし
28年間、日本全国でインタビューをしてきました。 今日は経営ジャーナリストっぽく、インタビューのコツを、お一つ。 勝手に返答を予想しないで「あえて聞く」それは、相手の答えが予想できても 「なぜそう思ったんですか」と、 あえて聞くことです。 ・語彙が豊富な日本語の中からどの単語を選ぶのか、 ・どんな表情で話すのか ・そのときの声のトーン ・話の間 そうした細部に、 この人ならではの思いが感じられるからです。 例えば、一般論では普通、こういう答えが返ってくるけど、 この人
SNSで知ったところによると、 ジャニーズのV6が今年11月で解散し、一人は独立するようですね。 このように、 芸能事務所から芸能人が独立しやすくなっている流れを 好意的に見ています。 ようやく普通になってきているのかな、と。 ※しやすくなっているかどうかは 本人の感じ方によると思いますが、 独立が最近増えているし、前ほど騒がれなくなりました。 どんなに優良企業だって人は辞める 私は全国の会社取材を28年間、行ってきて思うのです。 どんなに優良企業だって人は辞めま
「その会社や人を応援したいなら買いなさい。 買えないものなら口コミしなさい。 それが『応援する』ということです」。 これは、3000社取材してきた私の2倍、 中小企業を見てこられた経営学者・坂本光司先生の言葉です。 2007~2008年に学んだ法政大学専門職大学院の授業で、 何度も熱く語られました。 コロナ禍の今、思い出すことが増えています。 先生は中小企業論の授業で、 福島「柏屋」さんの名物・薄皮饅頭や、 静岡「たこまん」さんのお菓子など、 時々、私たち学生のた
昔からお世話になっている方と再会し、 ブランドについて話を聞かせてもらいました。 その方は、ブランドのブの字も感じさせないけれど、 自分が人に思われたい像をしっかり確立されています。 私のブランディングはへなちょこだった その方との会話を通して、私はついに、ついに、 「自分のブランディグは へなちょこである」 という点に気づきました。 ブランディング(Wikipediaより): ブランドに対する共感や信頼などを通じて 顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティ
企業取材歴28年となりました私、 転職の殺し文句を思い付いちゃいました。 採用活用では、経験と即戦力を訴えるのも必要でしょうが、 これもかなり有効だと思います。 こんな感じです。 「外から来た立場として、 他社と比べた御社の良い点に 誰よりも気づくことができます。 入社後は、その点を社員のみなさんに お伝えしていきたいと思います」。 これこそ、中途採用者ならではの強み。 もともと中にいる人たちに、外から来た人が 「この会社、いいですよ」って言ってくれたら、
「Reikoはどう思うの?」。 20代で1年だけNY留学した際よく聞かれた言葉です。 「出来事はわかった。で、あなたの意見は?」。 何が起きたかという出来事だけ話して、 それについての自分の意見を答えられないのは 恥ずかしいことなんだ、と知りました。 英語は身に付かなかったけど、 強制的に I think と because を考えさせられたのは、 つくづく貴重な体験でした。 NY留学では、例えば相手に責められたとき、 すぐ「ごめんなさい」と言って終わりではなく、 「
全国3000人以上、数々の経営者と出会う中、 人間性の高い素晴らしい方々にもたくさんお会いします。 そんな中、 取材で1度しか会わず、 後の交流はなく、 取材の数年後に引退されたけど、 ふと思い出す方がいます。 記者である私のブログを事前にいくつも さかのぼって読まれ、 「あれはここがこういう風にいいですね」 「私もこういう風に思いますよ」と、 さまざま視点から共感の言葉をくれました。 そんな人は初めてだったから、うれしかった。 いい意味で記者の心を掴むのが上手い方でし
小4まで、サンタクロースはいるって信じていました。 毎年12月25日の朝は、 目覚めると枕元にプレゼントが置かれていて、 寝ぼけまなこでリボンをほどくのが楽しみでした。 小2の時点で、 友達は「お父さんとお母さんに決まってるじゃん」と言っていたけれど、 私は「いるもん」と言い張っていました。 本当はうすうす気づいていたけれど、 もう少しだけ、あと少しだけ、 そう思っていたかったんです。 「サンタは母なんだ」と、はっきり分かったのは、 その小4のときでした。 クリスマ