自己流、小説の書き方(改)
はじめに
こんにちは。雪月花『椿』です。
今回は、以前投稿した「自己流、小説の書き方」の更新記事ということで、現在の私の小説の書き方をご紹介します。
小説の書き方
前回との大きな変更点
前回の記事との大きな違いは、段階の数とプロットの長さです。
以前は普通のプロットよりも物語の流れを詳細に書き留め、多く段階を踏んでいました。
流れ(ざっくりとしたプロット)→プロット→仮本文(これが本文になることもあります)→本文という流れです。
この方法は、自分の思い描いた通りの本文になりますが、何せ時間がかかるのは欠点でした。
現在は、プロットは簡単に書いておき、すぐに本文へいくようになりました。以前は、ざっくりとしたプロットだと計算外の展開になりましたが、成長したようです。プロット→本文になりました。省略された理由は単純に執筆に慣れたからだと思います。
その代償なのか、過程が削られた分を頭の中で具体的にイメージしないといけなくなり、執筆をするのに時間がかかるようになりました。調子が良い時は問題ありませんが、悪い時はとんでもなく辛いです。書きたいのに書けないので……。
あとは、作品への情熱が冷めないうちに、一日一時間でも執筆する・作業をすることを心掛けて完成です。
執筆ツールは同期できるものがおすすめです。スマホでも書けるので、パソコンを開くのがめんどくさい時や外出時なども執筆を行うことができるからです。
物語・設定の作り方
上記だけでは短すぎるので、前回の記事にはなかった設定についても綴っていこうと思います。
物語
物語の源流は、頭の中にある知識と思い付きです。
私だけの話ではなく、この組み合わせが起きないと発想とはならないです。いわゆる「降りてくるのを待つ」というわけではありません。
普段から興味のアンテナを張り、情報や知識を仕入れましょう。これをしないといつまで経っても物語は生まれません。執筆をするときもそうです。脳の引き出しに何も入ってなければ、何も出てきません。知っているからこそ、言葉遊びや面白い返しができるのです。期間を限らず、この作業を続けます。日々の積み重ねで大きな差ができます。つまり、エジソンの名言である「99%の努力と1%のひらめき」ということです。
何かを生み出したいなら、そのもとになる材料を集めて料理の準備が必要です。材料があれば、料理の仕方はどうにでもなります。
設定
今まではは思い付いたまま、好き勝手に作っていました。
しかし、このままではいけないと思うも、どう改善していけばいいのかわからず、作り方自体がわからなくなってしまいました。
そこで、本屋にて『クリエイターの物語創作ノート』を購入し、根本から見直しました。この本は、創作の基本を押さえているので、創作を始めたいけれど悩んでいる初心者の方におすすめです。
内容は、簡潔に言うと「すべてに理由・意味づけをする」ということだと解釈しています。見た目から性格、食の好き嫌い、口癖など、あらゆる要素に納得できる説明をつけられるかどうか。そうすることで、読者に説得力があると思ってもらえます。
その本に書いてあることをなんとなく頭に入れて作品作りをしました。
なぜ忠実にそわなかったかというと、オリジナリティが消えてしまうと思ったからです。それに、本を片手に作品を作るのはやりづらいと感じたからです。初心者の方は、本を読みながら作ってみるといいと思います。
さいごに
今回は、自分の作品を振り返って、成長できた部分を挙げてみました。小説初心者の方には、抑えるべきポイントのヒントになっているかもしれませんね。すぐにここまで来るのは大変ですが、地道に書いていればたどり着けます。
最後までご覧いただきありがとうございました!