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作業通話ツールを模索してみた


作業通話ツールを模索する理由

mocri(もくり)のサービス終了による影響

今年の始まったばかりのころ。一次創作界隈に衝撃が走りました。
それは、mocri(もくり)のサービス終了が発表されたからです。
作業しながらイラストや小説などを書く一次創作者たちから特に重宝されていたサービスだったため、これからどうしたらいいのかと動揺と悲しみの声で溢れました。

mocri(もくり)はサーバーなど難しい設定なしで、リンクさえ共有すれば誰とでも通話できる・交流できるサービス。そのハードルの低さからdiscordよりも利用する方は多かったです。私も非常に残念でした……。

discordやパラレルなどの代替サービスの歯がゆさ

mocri(もくり)がサービス終了の発表があってから、人々はすぐに代わりとなるサービスを探しました。

一番に挙がったのはやはりdiscord。もともとアカウントを持っている人が多く、分散型SNSの公式サーバーも多く存在しているからです。しかし、フレンドになるか、サーバーのメンバーにならないと通話はできないため、ハードルが高いと感じます。

次に挙がったのは、パラレルです。チャットとボイチャ両方できる上に、一緒にミニゲームを楽しむことができるアプリです。リンクを張れば、誰でも通話・交流できます。しかし、パラレルはスマホしか対応していないので、パソコンで作業する人にとっては不便でした。

筆者が探し出した4つの作業通話ツール

というわけで、私は必死に代替サービスを探しに検索をかけまくりました。
その成果をここに残しておこうと思います。

discord

ネットでやり取りするのが日常な方にはお馴染みのツール。
もともとはゲーム用のチャット・ボイチャツールでしたが、ゲーム以外での利用も当たり前になり、ネット上での交流と言えば真っ先に出てくるものになりました。他のツールと変わらず、会員登録をすれば、すぐに使えます。

フレンドなれば、個別でチャット・ボイチャが可能です。さらに、サーバーという「集会場」のようなものが作れて、気軽にいつもの仲間と連絡を取ることができます。いろんなルームを作れるので楽しいですよ。


パラレル(スマホ限定アプリ)

パラレルは、スマホで使える「遊び場」のようなアプリです。
チャット・ボイチャだけではなく、ミニゲームや音楽を一緒に聞いたりできるので、作業通話ツールというよりは交流がメインな印象です。
ですが、ミニゲームなどを利用しなければ、一番mocri(もくり)に近い使い方ができると思います。本当に残念なのがスマホだけなんですよね……。

ブラウザチャット

ブラウザチャットは会員登録やインストール不要で始められるチャットツールです。ボイチャはまだ試験運用中のようです。
なまえと部屋名を付ければ、すぐにチャットを始められて、設定を見ると読み上げ機能など充実していて、いいカスタマイズができそうです。
ただし、デメリットは見知らぬ人とのチャットを想定していないため、BANや追放の機能がないことです。ミュートするか、部屋を移動するしかないのでトラブル対策やセキュリティー面では不安が残ります。

ジャム

こちらは、ブラウザチャットよりもシンプルで、joinをクリックするとすでに利用開始できる状態が整っています。「マイクの使用許可」を求められるのでボイチャはできるのですが、チャットは絵文字でしかできないようです。筆者がさわって見た限り、説明も特に書いてないので使い方が理解できていません。おそらくjoinをクリックし、そのURLを誰かに送ればボイチャができるようになると予想しています。

まとめ

正直、discordかパラレルの二択

discordかパラレル、お好きな方を利用すればいいかなと思います。
筆者の肌感覚では、なんだかんだdiscordを利用している人が多いかなと。
パラレルは新しくて、気軽でいいですが、スマホ限定なのがデメリットすぎるので避けてしまうのでしょう。

また、いいツールがあればお知らせしようと思います。
ご覧いただきありがとうございました!


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