私の叶えたい夢:Joy Based Societyの実現
私には、叶えたい夢がある。
それは、「"Joy Based Society"の実現」である。
"Joy Based Society":歓びを基礎とする社会
ひとりひとりが、
歓びにもとづいて、
日々の行為を選択する社会。
これを実現したい。
現状認識
私の認識では、今の社会はどちらかというと
"Fear Based Society":恐れを基礎とする社会
と感じさせる色彩が強いように感じる。
「自らの意図に反して迫り来る脅威から身を守る。」
そうした恐れに基づく行為を、
至るところに見出すことが出来る。
ワクチンを打つこと。
保険をかけること。
定期検診を受けること。
防災グッズを用意すること。
防犯グッズを用意すること。
国防の準えをすること。
…………
これらの中に、歓びに満ちた気持ちで取り組むものはあるだろうか。
すべてに、何かを恐れる気持ちが垣間見える。
考えていることを経験する。
失敗しないため。
いざという時のため。
「備える」ということは、至極真っ当に思える。
けれど、
その「脅威」や「リスク」は、
そのことを考えているがために現実となるのである。
現実のオペレーティング・システム(OS)
この原理をあまり意識することなく、私たちは生きている。
スマホやパソコンにOSがあるように、現実にもOSがある。
スマホやパソコンにアプリがあるように、現実にも意識というアプリがある。
iOSやアンドロイドOSのことを意識しながら、スマホのアプリを使っている人が稀であるように、
みんながみんな、リアリティのOS、rOSとでも呼べそうなものについて、詳しく知っている必要はないと思う。
でも今は、あまりに多くの人が、rOSの詳細を忘れてしまっているようだ。
だから、アプリが創り出す現実の中で、たとえば病気などの不具合が起こったときに、本来抱く必要のない恐れを抱くことになる。
現実のOS(rOS)の解説書
現実の成り立ちが分からないから、怖いし、恐れる。
ごく自然なこと。
聖書や各種聖典には、rOSの振る舞いに関する手がかりが書かれているのかもしれない。
(恐らく、だからこそ、ずっと受け継がれているのだろう)
けれども時間が経ちすぎたり、多くの人の手や意図が介在したりして、その読解に苦労するようになっている。
そんな中、
rOSに関する解説書が出版されたのである。
1970年ごろ、アメリカで、現代英語を使って。
その解説書は「セス・マテリアル」と呼ばれるもの。
原本は、米国の名門Yale大学に所蔵されている。
セス・マテリアルの詳細については、こちらの記事を参照いただきたい。
チャネリングという、少し普通でない手段を通じて得られた情報ではある。
けれどもここには、少なくとも、科学者と自認する人たちが、総力をもって解読し、理解し、応用すべき内容が豊富に含まれている。
新しい文明が興り始めるようなポテンシャルを秘めた情報が、豊富に含まれている。
世界では800万部以上が読まれ、時間をかけてゆっくりと、確実に広がっている。
私のこと
私は大阪大学・大学院で化学工学を専攻した。
かつての東証一部上場企業2社に勤務した。
米国駐在も2年経験させてもらった。
常に最高の上司に恵まれ、職場環境には何の不満もなかった。
一方で、
「より本質的、普遍的に、人のためになることをしたい。」
こうした想いが、ずっとあった。
今となってはその想いが作用したということがわかる。
コロナの盛んな頃、「セス・マテリアル」と出会った。
文字通り、のめり込んだ。
そこには、私たちの日々経験する現実が、
どのように成り立っているのかが詳細に書かれていた。
「すべてがエネルギーからなり、エネルギーには意識がある。」
「心理的な出来事が常に先にあり、物理的な出来事が生じている。決して逆ではない。」
「眠っている時にみる夢が、起きているときの現実のソースである。」
「あなたはあなたの現実を、あなたのbeliefにしたがって創り出している。」
当初は正直よく分からなかった。
でもなぜかやめられなかった。
理解できたときの自分を想像して、読み進める手を止められなかった。
セス・マテリアルは全部で31冊あり、邦訳版はまだ3冊だけ。
仕事の合間を縫って、少しずつ読み進めた。
10数冊読み進めてきたとき、バラバラだったピースが、バチッ、バチッと、音を立ててつながっていくような感覚があった。
Aha!モーメントの興奮に、いっそうやみつきになった。
現実の成り立ちや振る舞いの基本が少しずつ分かるようになって、
生きることが楽になり、日々の中に見出すことのできる歓びが増えていった。
「セス・マテリアル」を、より多くの人に届けたい。
そうした思いが募っていった。
気がついたときには、十数年続けてきた会社員生活を辞めて、翻訳者として独立していた。
私の夢
すべては自分が創り出している。
何も恐れる必要などない。
今は本気でそう思えていて、安心して暮らすことができている。
恐れや不安から解放されて、安心して創造的に生きていきたい。
誰もが心の奥底で願っていると思う。
でも、どうすればいいのかが分からない。
その歯痒さを、ずっと感じ続けていると思う。
誰もが安心して生きていける世界を実現するために必要なこと。
私が行き着いた答えは、「現実の成り立ちを理解すること」だった。
そしてその理解は、「セス・マテリアル」を通じてかなえられることを、身をもって体感した。
他にも相応しい本や情報があるのかもしれないが、私にはこれが一番合っていた。
だから私は、「セス・マテリアル」の残り28冊を全巻邦訳し、より多くの人に読んでもらえる状態に整えていきたい。
そうして少しでも多くの人が、病気や事故、死を恐れることなく、いや、それらが本来恐れる必要のないものであることを理解して、平穏な気持ちで暮らしていける世界につなげていきたい。
そうして恐れる気持ちが少なくなっていき、少しでも多くの人が、日々の選択を歓びの気持ちからする世界につなげていきたい。
「セス・マテリアル」の邦訳を通じたJoy Based Societyの実現。
これが私の夢である。